仏花を長持ちさせる方法と日持ちする花の種類

仏花 長持ちさせる方法

仏花って、折角飾っても夏場は持たないですよね。
きれいだなって思って買ってきても、2~3日で枯れてしまってがっかりしてしまいます。

仏花を少しでも長持ちさせる方法はないのでしょうか。
夏でも日持ちする花ってどんな種類の花なんだろう。
なんなら造花でもいいの?

仏花のあれこれをご紹介します。

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仏花を長持ちさせる方法

仏花とは、仏壇や墓参りの際にお供える花のことで、読み方は「ぶっか」です。

仏壇にいつも花を飾っていたいのはヤマヤマですが、夏場は本当に花が持たなくて。
枯れたからと言って毎日買いにいくには、時間もお金も大変ですよね。

水温が上がってくると、花の茎の切り口の周りに、花瓶のなかのバクテリアが増えてしまって、花を弱らせてしまうんですよね。

仏花を長持ちさせるには、水を腐らせないようにすることが大切になるのです。

仏花を少しでも長持ちさせるために日々行うことは、毎日の水替えですね。
その時花瓶の内側も洗ってぬめりを取りましょう。
花の切り口が悪くなりだしていたら、少しだけ切る切り戻しの作業をしましょう。

夏は水道水はヘタするとお湯のような状態になっていることもあるので、しばらく出しっぱなしにして冷たくなってから花瓶に入れるか、氷を入れて水温を下げるのもいいですね。
夏場だけでも朝夕2回水を替えたいものです。

花瓶の水を腐らせないようにするには、銅イオンの働きで殺菌効果のある10円玉を入れたり、ほんの数滴の漂白剤を入れるという方法もありますよ。

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夏に日持ちする花の種類

暑いと花はすぐダメになってしまうので、夏に日持ちする花を選びたいですよね。

仏壇にお供えする花の代表は、やっぱり菊ですよね。
茎が太い菊を選んだ方が枯れにくいですよ。

ユリも切り花として日持ちする花ですね。
ただ、雄しべの花粉は服につくと落ちにくいですし、花びらを汚してしまうので、摘み取ってしまいましょうね。

スターチスやセンニチコウも、ドライフラワーになるものなので仏花として長持ちしますよ。

夏に日持ちする花の種類

デンファレも一見高そうですが、お手頃価格で日持ちする花ですね。

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仏花は造花でもいい?

なにをやってもすぐ花が枯れてしまう、仏花は生花じゃなければいけないの?という疑問もわいてきます。

宗派によって考え方が違うので、「生花じゃなければ飾らない方がいいという」方もいらっしゃいます。

仏壇には、いつも花をきれいに飾っていたいと考えるなら、造花でもかまわないと私は考えています。
実家の納骨堂には、造花が飾られていることもありますしね。

仏花にプリザーブドフラワーもいいですよ。
プリザーブドフラワーは、生花を特殊液の中に沈めて作るので、生花・・・と言えるような、言えないような。
4から5年は軽く持つものなので、経済的かもしれません。


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仏壇屋さんに行ったとき、入り口にきれいなシルクフラワーがたくさん飾られていたんです。
店員さんにお聞きしたら、「仏花を夏は造花だけにしたり、造花と生花を半分ずつにされている方もいらっしゃいますよ」と言われました。

仏さんのお花は、夏場はみなさん悩まれているんですね。
造花と生花の菊の半分ずつという方法もアリだなって思いました。

仏壇の花を生花と造花を混ぜて飾ってみました

まとめ

仏花を長持ちさせる方法は、こまめな水替えになりますね。
水を腐らせない方法も試してみてください。

夏に切り花の中で日持ちする花も例を挙げてご紹介してますので、お好きな花を選んでくださいね。

仏花は造花でもかまわないと個人的には考えていますが、お寺さんやご家族と相談されて決めてくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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