ボタン電池 誤飲したかも!時間勝負!子どもに誤飲させないために

子ども ボタン電池 誤飲

ボタン電池には大きく言うとコイン形のリチウムイオン電池と
ボタン形アルカリ電池があります。
子どもの誤飲事故を防ぐための対処を知っておきましょう。

ボタン電池を誤飲したかも

ボタン電池を誤飲したかも、親御さんがひやっとする瞬間です。
年齢別では、3歳以下のこどもがい大半を占め、0から1歳の赤ちゃんも多いです。

子どもがボタン電池を誤飲した事例としては、
リモコンや体温計、タイマー、車のキー、LEDライト、腕時計などに
ついていたボタン電池を飲み込むといったことです。

また、保存しておいたボタン電池を、
引き出しをあけて飲み込んでしまうこともあります。

子どもがボタン電池を飲み込むのは、普段使っているものであって、
案外、子ども用のおもちゃではないんですね。

ボタン電池を誤飲したら時間勝負

ボタン電池を誤飲したら、一刻も早く対処しましょう。
とにかく時間が経ってしまうと大変なことになるのです。

ボタン電池を飲みこんでしまったら、
アルカリ電池は胃の中に入ると放電して、
アルカリ性の物質が流れ出て胃の壁を損傷します。

より問題なのはリチウム電池で、
放電能力が高く、電池の寿命がきれるまで一定の電圧を維持します。
消化管の中 で放電によって危険な液体ができるので、
リチウム電池では30 分から1時間という非常に短時間でも
消化管の壁に潰瘍を作ってしまいます。

誤飲の疑いが少しでもあれば、
ためらわずに速やかにお医者さんへ行きましょう

レントゲンでボタン電池があるのか、ないのか、
あった時にはどの位置にあるのかが確認できます。

できれば電池を取り出すのに必要な内視鏡がある小児外科がいいのですが、
かかりつけのお医者さんに電話をして指示を受けるといいですね。

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子どもにボタン電池を誤飲させないために

子どもにボタン電池を誤飲させないためには、家族全員の協力も必要です。
収納場所やボタン電池を使用した製品の管理は、
お父さんやお母さんだけでなく、お兄ちゃんやお姉ちゃんにも危険性を伝え、
家族みんなで対策しましょう。

家庭で出来るのボタン電池の誤飲事故の予防策

家の中にあるどの製品にボタン電池が使用されているかをすべて把握しておきましょう

工具がなくても取り出せるものは、子どもの手が届く場所に置かないようにしましょう
電池蓋が取れないようにテープで止めるのもいいですね

簡単に取り出せない構造のものでも、子どものおもちゃ以外は遊び道具にさせないようにしましょう

電池交換は子どもが見ていていてマネする可能性があるので、
子どもがいないところで行いましょう

未使用の電池、使用済みの電池は、
絶対に子供の手の届かない場所に保管しましょう
捨てる際は、ボタン電池のプラスマイナス面にセロテープを貼って、必
ず絶縁させた状態にしましょう
溜め込まないで、すぐに廃棄するようにしましょう

まとめ

ボタン電池の誤飲の危険性は、思ったほど認識されていないとか。

子どもがいる方は、いざという時にそなえて、
情報を知っておきたいですね。

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