年を重ねるとどうしても気になってしまうのが、髪の毛の白髪。
鏡を見て、あ、白髪が増えてる!と思うとショックですよね。
白髪はどうして生えてくるのでしょう。なぜ、白髪になるのか、
まず原因やメカニズムを知って、増やさないために対処しましょう。
白髪はどうして生えるの?メカニズムを知ろう
髪の毛は、頭皮にある毛球で作られます。
髪の毛って実は白っぽい、無色透明な細胞なんですよ。
毛球の中には、髪の毛をつくる「毛母細胞」とメラニンを作る細胞「メラノサイト」があって、髪の毛を作るときにメラニンが取り込まれると髪の毛が黒くなるのです。
日本人は、黒髪の人が多いですよね。
メラニンには黒褐色の「ユーメラニン」と赤褐色の「フェオメラニン」があって、
日本人は「ユーメラニン」が多い人の割合が高いので黒髪の人が多いんですね。
加齢や病気でメラニンが少なくなると、髪の毛から色がなくなり、光が反射して白く見えるのが白髪です。
日本人は、もちろん個人差はありますが、30代後半くらからメラニンが少なくなってくるようですね。
メラニンが少なくなる原因は、メラノサイトが消えてしまうものとかメラニンが取り込まれなくなるものなどいくつか考えられているのですが、まだはっきりわかっていないのです。
加齢はもとより病気によって白髪になることもありますし、遺伝や栄養不足、生活習慣、ストレスも原因になります。
白髪を増やさないためにすること
生ええてしまったものは仕方がありませんが、これ以上増やさないようにしたいですね。
まずは、生活習慣を見直しましょう。
運動不足解消のためウォーキングを始めてみたり、ゆっくりと入浴するのもいいですよ。
血行がよくなりますし、ストレス解消にもなります。
健康に心がけることが、体調をよくして、栄養が髪まで行き届くことになります。
体に気を付けていても病気になることはあります。
その時は、早めに病院に行くなど対処してくださいね。
髪を2回洗う方もいらっしゃるかもしれませんが、洗いすぎは皮膚が乾燥してしまうので、
良質な髪を育てる機能が低下してしまいます。
洗浄力の強いシャンプーも控えた方がいいですね。
べたつきが気になるようなら、2回目はお湯洗いにするようにするといいですよ。
また、髪を洗ったあとドライヤーで乾かさないと、頭皮に雑菌やカビがたくさん繁殖してしまいます。
雑菌やカビは毛根にはストレスですから、髪が濡れたまま寝るのはやめましょう。
白髪は寝不足でも
白髪は寝不足もよくありません。
寝不足になると、頭に血流がいかなくなり、酸素や栄養が届かなくなってしまいます。
栄養がなくなると、当然メラノサイトも減ってしまいますので、白髪になりやすくなってしまいます。
22時~2時の間に成長ホルモンが分泌されるのですが、この時間帯に睡眠がとれないと、細胞分裂のスピードが追い付かず、メラノサイトが髪へ色素を送るのができなくなってしまうのです。
しっかりと睡眠をとることで、免疫力を高めることも健康への第一歩。
成長ホルモンの出る時間帯に良い睡眠をとりましようね。
まとめ
白髪はどうして生えるのかという原因は、まだはっきりわかっていませんが、研究は進んでいるので、いずれは予防や治療までできることを期待したいところです。
白髪を増やさないためには、健康に気を付けたり、髪のケア、寝不足など生活習慣を見直すことで対処しましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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