湯たんぽってポカポカして冬の寒い日はとても助かりますよね。
冷たい布団に入れておくと、温められてぐっすりと眠れるものです。
消費者庁が2017年12月に湯たんぽに関する注意喚起をしました。
湯たんぽは布団に入れっぱなしではいけないんらしいのですが、どうしてなのでしょうか?
湯たんぽの正しい使い方と片付け方を知って、冬を温かく過ごしたいですね。
湯たんぽは布団に入れっぱなしではダメ!
湯たんぽって冷たい布団に入れて温めるものですよね。
布団に入れっぱなしは避けた方がいいです。
原因は、低温やけど。
消費者庁は、事故を防ぐための注意点としてあげています。
布団を暖めた後は、就寝前に布団から出しましょう。
低温やけどをしないように同じ場所を温めないのが大切です。
44度で3から4時間、46度で30分から1時間でやけどしてしまうんですよね。
皮膚の薄いお年寄りや子どもは、ひどくなりやすいので要注意。
同じ位置に湯たんぽを置かないように気を付けてあげてくださいね。
44度でも4時間もするとやけどするかもしれないので、
布団が暖まったら湯たんぽは布団から出すのがいいですよ。
低温やけどはお湯を入れる湯たんぽだけでなく、電子レンジや充電で加熱するタイプの湯たんぽでも起きています。
安全な製品の目安であるSGマークがついている湯たんぽには、
「就寝時に布団から出して使用する」という注意事項が書かれていることからも大事なことなんですね。
もし、痛みがあったり違和感があるばあいは、低温やけどしていることもありますので、皮膚科でみてもらいましょうね。
湯たんぽの正しい使い方
湯たんぽには金属製、陶器製、ゴム製、プラスチック製とさまざまな材質があります。
湯たんぽに入れるお湯の温度は、プラスチック製は70度前後。それ以外は70度~90度です。
お湯がこぼれても大丈夫な場所でするといいですね。
入れるお湯は熱いので、お湯をこぼしてしまったり、飛び散ってしまうと危ないですから、周りに人がいない場所でしましょう。
特に小さなお子さんは気になって近づいてくることもありますので、気を付けてくださいね。
お湯を入れた湯たんぽは、専用カバーか厚手の布でくるむようにしましょう。
絶対に直接湯たんぽに足をのせたりしないでくださいね。
そして、就寝時は必ず布団の外に出すようにしましょう。
ファスナーのような金具が付いたカバーの場合は、金具が高温になっていることもあるので金具に触れないようにしましょう。
湯たんぽの上に乗ったり、強い衝撃を与えると、お湯が漏れてくるかもしれないのできをつけましょうね。
お湯を入れた湯たんぽのキャップの口は、しっかり締めましょう。
それでも漏れている場合は、亀裂や破損している可能性があるのでチェックして、異常に気付いたらすぐに使うのをやめましょう。
湯たんぽの使用後の片付け
水気をよく切って中をよく乾かし、キャップを外した状態で湿気の少ない場所に保管しましょう。
ゴム製の湯たんぽは表面にペビーパウダーなどをふって、内部に新聞紙などを差し込んで保管するといいですよ。
直射日光や風の当たる場所に放置しないようにしましょう。
まとめ
湯たんぽのやけどは、消費者庁に約8年間に240件のやけどが報告されています。
毎年継続的に発生しているということは、間違った使い方をしている人がいるということ。
湯たんぽの正しい使用方法で、冬を温かくすごしてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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