福岡の秋を告げるお祭りといえば「放生会(ほうじょうや)」500件以上の露天が並び、たくさんの食べもの屋台や見世物小屋もあり、子どももお年寄りもみんなが楽しめるお祭りです。
福岡の放生会の意味とは?
放生会は、京都の建仁寺の記録に「延喜19(919)年 箱崎放生始」とあり、1000年以上続くお祭りです。
放生会とは、ありとあらゆる生き物の霊を慰め、感謝の気持ちをささげる意味があります。
放生会の名物のひとつに、葉のついたままの新ショウガを扱っている出店があります。昔、この周辺はショウガの産地で、お土産で買って帰ったことからだそうです。
福岡の放生会の日程と開催時間
放生会 福岡の日程は、毎年9月12日~9月18日です。
開催時間は、午前10時から午後9時ごろまでです。ただ、終了時間は午後9時ごろから出店ごとにポツポツと締まり始めるので、はっきりと決まっていません。仕事終わりに行っても、十分楽しめましたよ。
最終日は、出店も夕方には店じまいしてしまいますので、注意してくださいね。
ペットボトルのお茶などの飲料は、出店を始め参道内にも自動販売機があります。ただ、放生会の期間中は自販機もお祭り価格になっているんですよね。まだ暑い日もありますので、前もってお茶などの準備をしておくことをおススメします。
福岡の放生会へのアクセス
西鉄バス 最寄りバス停「箱崎」 徒歩3分
JR 最寄り駅「箱崎駅」 徒歩8分
地下鉄 最寄り駅「箱崎宮前駅」 徒歩3分。期間中、夕方に臨時便も増発されます。
箱崎宮と国道3号線を挟んで海側に放生会臨時駐車場(一日800円)もありますが、混みますので公共交通機関を使うのがよろしいかと思います。
まとめ
お祭りというと、子どもの楽しみと思っている方もいらっしゃるでしょうが、「放生会」は老いも若きも楽しめるお祭りです。かき氷を食べてる小学生もいれば、焼き鳥片手にビールで一杯のおじさんもいます。
たくさんの露天が並ぶ参道をお散歩しながら、秋の一日楽しんでくださいね。
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