初盆にお参りに行くにあたって何を着ていくのかという服装の事から、お参りの作法や挨拶の言葉、そして、香典っていくら包めばいいのか相場っていくらくらいか悩みますよね。
初盆参りに行く際のさまざまなマナーについてご紹介します。
初盆参りの服装のマナー
初盆参りの服装は、お参り先の地域性が大きく関わってきます。
ご近所の方でも喪服でお参りされる地域もありますし、平服でかまわない地域もあります。
初盆先が親戚なら、施主の方に相談されるのが一番ではないでしょうか。
喪服ではなくてもいいと言われたら、黒、濃紺、グレーを基調とした派手でない服装ならいいと思いますよ。
女性の場合は、お化粧やネックレスなどのアクセサリーは控えめにしましょう。
初盆先がご近所なり知人なら、一緒に行かれる方などに相談してみてはいかがでしょう。
親族ではないので喪服でお参りに行く地方でなければ、同様に黒っぽい地味な服装でいいと思います。
初盆参りの挨拶の仕方
初盆にお参りに行ったとき、どのように挨拶をすればいいのでしょうか。
基本は「初盆なので、お参りさせていただきに伺いました」でいいですよ。
ただ、故人との関係性がありますので、少し固めがいいのなら「初盆のご供養をさせていただきたく参りました。」という感じですね。
初盆の法要に招かれたのなら、「このたびは○○さんの初盆の供養にお招きいただきありがとうございます。」とご挨拶します。
御挨拶がすんだら施主に香典を渡し、お仏壇の前に行き、お線香をあげます。
勝手に仏壇に香典を置かないのがマナーです。
その後、法要後なら会食、それ以外でもお茶やお菓子を出されることが多いので、その際故人との思い出をお話しすれば、初盆先の御家族も喜んでいただけるのではないでしょうか。
初盆の香典の金額の相場
初盆の香典は一体いくら包めばいいのか、悩みますよね。
金額の相場が分かれば、目安になります。
初盆に包む金額は、渡す本人の年齢や故人とのお付き合いの深さにも関係してきますので、あくまでも目安として考えてください。
初盆の後に食事(おとき)がある場合は、プラスアスファの金額になります。
初盆の香典の金額 親族(父親・母親・兄弟・祖父・祖母など)
親族の場合 10,000円〜30,000円くらいが香典の相場です。
法要の後で食事(おとき)がある場合は、倍の金額を考えるとよく、会食場所が自宅ではなくホテルの場合は少し多めにするようにしましょう。
孫がまだ学生なら香典の必要はありませんし、就職して1年目のような時期なら出来る範囲で構わないと思います。
他に同じような年頃の孫がいれば、連名や「孫一同」としてまとめてお渡しするのもいいでしょう。
お供えとして3,000円くらいの品も添えます。
初盆の香典の金額 友人・知人
友人・知人なら5,000円〜10,000円くらいが香典の相場です。
法要の後で食事(おとき)がある場合は、倍の金額を考えるとよく、会食場所が自宅ではなくホテルの場合は少し多めにするようにしましょう。
初盆の香典の金額 近所
ご近所の方の場合、あらかじめ地域で香典の金額が話し合われていることもありますので、決められた金額に従いましょう。
決まりがない場合は、ご近所は2,000円~3,000円くらいが香典の相場です。
初盆の香典袋と表書き
初盆の香典袋は、黄白、双銀または黒白の水引きがかかったものを使用します。
表書きは「御仏前」「御佛前」「御香料」などで、下段にはフルネームを書きます。連名でもかまいません。
お札が2枚以上ある場合は同じ方向にそろえ、新札は使用しないようにしましょう。
いくら新札じゃないほうがいいといっても、破れていたりくしゃくしゃしすぎるお札も避けましょう。
まとめ
初盆にお参りに行くにあたってどんな服装を着て行ったらいいのか、お参りの作法や挨拶の言葉、香典の相場についてご紹介しました。
初盆参りで故人との楽しかった話を語り合ってくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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