福岡では毎年お正月には、三社参りに行きます。
ところが、この風習、珍しいそうなんです。
いろいろな神様に新年のご挨拶するんですよ、福岡では。
三社参りは福岡だけ?
三社参りとは、3つの神社にお参りに行くことなのですが、
福岡を中心とした九州や中国地方の風習です。
江戸時代、福岡藩主の黒田家も三社参りをされ、
住吉神社、日吉神社(山王)、筥崎宮にお参りされていたんだとか。
三社参りの福岡バスツアーもあり、
有名な神社の駐車場にはバスがズラッと止まっていたりします。
福岡県の三社参りの3つの神社はどこ?
諸説あるのですが、
太宰府天満宮、宮地嶽神社、筥崎宮が有名どころです。
昭和中期に国鉄(現JR九州)が、
三社を巡るツアーを始めたことによるというお話も。
バスツアーでは、先述の3つの神社のほか、
櫛田神社や宗像大社などもルートになっています。
福岡県神社庁のお話によると、
「巡る神社選びは自由で詣でる時間や時期も正月の間であれば良い」
そうです。
三社参り福岡を巡る順番はあるの?
お参りする神社の順番は、
産土様・氏神様・鎮守神様の順が望ましいとされています。
産土(うぶすな)様とは、出生地の守護神でありその人の一生の守り神のこと
氏神様とは、先祖代々の守護神のこと
鎮守神様とは、住んでいる地域の守護神のこと
氏神様とは、先祖代々の守護神のこと
鎮守神様とは、住んでいる地域の守護神のこと
ただ、産土様や氏神様がどこだかわからない方が多いのでは?
お好きな神社や「受験なので学業の神様を」とご利益で選んでもいいと思いますよ。
まとめ
福岡の人はお祭り好きで、
北国のように雪深いわけでもないので出歩きやすいため、
お正月に三つの神社を詣でる三社参りが定着したのではないでしょうか?
三社参りで新しい年がよい年になりますように!
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