喪中はがきを送ったら、思いがけず香典が届けられたときには、
どのようなお返しをしたらいいのでしょうか?
その時一緒に添えるお礼状の例文も知りたいところです。
また、香典返し不要と辞退された場合は、
本当に不要にしていいのかどうか、考えてみました。
喪中はがきを送って香典が届いたときのお返しは?
喪中はがきを送ったら、香典が届けられたときに、
お礼の手紙を添えて三分の一から半分程度の金額のものをお返しをしましょう。
タオルや海苔、お茶など、負担に思われない程度のものでいいと思います。
現金ではなく線香が送られてきたなら、
線香の返礼は不要と言われているため、
返礼品の気遣いをさせたくないからかなと思いますので、
お礼状だけでもいいのではないでしょうか。
気になるようでしたら、お菓子などとともにお礼状を送ってもいいですね。
喪中はがきを送ってから香典を頂いた時のお礼状の例文
香典返しのお礼状には、
「故人に代わって」挨拶するという意味がありますので、
香典へのお礼や故人との生前のおつきあいへのお礼と
略儀で済ませることへのお詫びを書きます。
このたびは お心のこもった御香料をいただき 誠にありがとうございました
ご芳志の程 ありがたく○○(故人)の仏前に供えさせていただきました
生前賜りました御厚情に改めて感謝いたしますとともに
今後も私たちに変わらぬ御指導いただけますよう
よろしくお願い申し上げます
本来ですと 拝眉の上お礼申し上げるべきところではございますが
略儀ながら書中にてご挨拶申し上げます
敬具
香典返し不要と辞退された場合は?
喪中はがきを送ったら、香典と一緒に手紙が入っていて、
その中に「香典返し不要」と香典返しを辞退するとの一文があった場合、
本当に香典返しは不要でいいのでしょうか?
これも相手の方とのお付き合いの深さ次第で、不要にしても構わない場合もあります。
ただ、基本香典返しは香典を送っていただいた方への感謝の気持ち
としてお送りするものなんですね。
香典を送った方も、気を使わないでほしい、香典返しをもらいたいわけではない、
と考えていらっしゃるとは思うのですが、
やはり辞退されていても香典返しは送るのが礼儀かな、と。
「お返しは不要とのことですが、それでは亡くなった○○に叱られますので」
という文章をいれて、お礼状とともに香典返しを送るといいと思います。
まとめ
喪中はがき送って香典が届いたときのお返しは、
お礼の手紙を添えて三分の一から半分程度のお返しをしましょう。
喪中はがきを送ってから香典を頂いた時のお礼状の例文
を参考にされてくださいね。
香典返し不要と辞退されても、
やはり香典返しはした方がいいのではないでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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