仏壇の花を生花だけではなく、生花と造花を混ぜて飾ってみました。
本来は生花だとは思うのですが、いろいろ事情があって、できないこともありますよね。
全部造花でもいいのですが、以前、仏壇屋さんから仏壇の花を生花と造花を混ぜて飾られている方もいるとお聞きしたことがあるので、どんな風になるのか試してみました。
仏壇の花を生花と造花を混ぜて飾ってみました
仏壇の花を生花と造花を混ぜて飾るとどうなるか、試しにと百均で造花を買ってきました。
矢印の花が造花で、その他が生花です。
実家の仏壇なんですけど、知り合いのおばさんも「えっ、そうなの?」というくらい、うまくなじんでくれています。
私も試してみたのですが、同じように矢印の花が造花で、その他が生花です。
結構わからないものでしょ?
ポイントは、一番手前は生花にする、ってことでしょうか。
すると人はすべてが生花だと勘違いしてくれるみたいです。
一本だけ造花にしたところでどうなるの?と思うかもしれませんが、母にしてみると、一本だけでもいつも枯れずにいてくれると、「花が枯れてしまう」という強迫観念から解放されたみたいです。
それだけでも、仏壇の花に造花を使ってよかったと思っています。
仏壇の花をプリザーブドフラワーに
叔母が仏壇の花をプリザーブドフラワーにしたそうです。
叔母は叔父と二人暮らし。どちらも高齢ですし、叔父が病気がちなので、買い物もそうそういけません。
お仏壇の花まで気が回らないのも仕方ないと思います。
叔母が買いに行く花屋さんに、「仏壇の花をなかなか買いに来れない」と話したら、プリザーブドフラワーを勧められたそうです。
お花屋さんがご自身で作成されていることもあり、自宅まで出向いてくれ、お仏壇のサイズを図って、イメージにあうちょうどいい大きさのプリザを作成してくれたそうです。
「これでお花の心配をしなくて済むわ」と叔母が言っていました。
それくらい花がないことを心苦しく思っていたのでしょう。
気持ちの負担が軽くなっているので、仏壇の花をプリザーブドフラワーにしてよかったね、と心から思いました。
仏壇に次は常花を狙っているみたい
仏壇に母はどうやら次に常花を狙っているみたいです。
なんでも仲良しの方が常花を買われたそうで、影響されて欲しがっているんですよね。
お寺の大きな仏壇に金色の蓮の花、見たことありませんか?
常花とは、永遠に咲き続けて枯れない花で、仏壇の飾りの意味合いが強いです。
ご本尊横に常花を置いて、極楽浄土の永遠不変を表して、その下に生花を飾りこの世の無常を表します。
常花は、宗派によっても飾る、飾らないと違いがあり、地域性もあるそうです。
夏の暑いとき花が持たないですしね、寒い地方の方は花立ての水が凍ってしまうこともあるでしょう。
そんな時は常花だけでも、と考えますよね。
生花がなくても、ご先祖様も許してくださることでしょう。
まとめ
仏壇の花は、生花が一番ですが、 生花と造花でもプリザーブドフラワーでも私はいいと思っています。
はたから見るとたかが花かもしれませんが、仏壇の花って悩みが深いもの。
生花がなくてご先祖様に申し訳ないと思われている方が多いですけど、自分のできる範囲で対応していけばいいと思いますよ。
仏壇に常花、母は本当に買うのでしょうか?どうするのかなぁ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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