時間差熱中症とは?熱中症対策におすすめな飲み物とNGな飲み物

時間差熱中症

時間差熱中症ってご存知ですか?
熱中症にも時間差で起こる熱中症というのもあるのです。
暑い屋外で熱中症乗り切ったと思っていたら大間違い。
家に帰ってきてあれ?と思うことがあるんですよ。
私も熱中症にかかりやすいタイプなので、打倒熱中症!という思いで色々情報を集めています。
熱中症対策におすすめな飲み物と NG な飲み物についてもご紹介しますね。

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時間差熱中症とは

熱中症は炎天下の屋外で起こるというイメージですが、 実は時間差で熱中症が起こることがあり、時間差熱中症と呼ばれます。

例えば、外出時には気にならなかったので大丈夫だと思って、家に帰ってエアコンのきいた涼しい部屋に戻った後、痛が起きたり、帰り際に少し気持ちが悪いなと思ってはいたけれど、家に帰ってドアを開けた瞬間意識がなくなったということがあったそうです。

外出している間、体内から水分が減少しています。

涼しい部屋に戻ると安心してしまうのですが、エアコンのきいた部屋は乾燥しているので体の水分が減ってしまいます。
涼しい部屋でも呼吸や汗で水を排出していて、1日で水分1リットルを失われているのです。
涼しいからと水分を補給しないと、気づかないうちに熱中症になってしまうことがあるのです。

気づかないうちに熱中症かかっていて、後から何か調子悪いな、気持ち悪いな、頭が痛いなという症状が起きてしまうことがあるので要注意です。

熱中症予防は早めの水分補給

暑いときは、汗をかいて喉が渇きます。
喉が乾いたぐらいだったら、特に気にもしないですよね。
熱中症の初期の段階は喉が渇くというのが多いです。
喉の渇きを気にしていないと、自分が気付かないうちに熱中症が重症化してしまうことがあるのです。

熱中症予防は早めの水分補給が大切です。
喉が乾く前に水分を取るようにしましょう。
喉が渇いてからでは遅いのです。

熱中症予防 水分補給

水分補給は大切なのですが、お水を一気に飲んではいけません。
一気に飲んでしまうと、尿として排泄されてしまうだけで、体の中に水分として保持することができないのです。
なので、少しずつ継続的に水を飲むのが大切です。
30分から1時間ごとに100mlずつ飲むと尿で排泄されることなく無駄なく吸収されます。
100ml というのは、だいた というのはだいたいコップ半分ぐらい、ペットボトルだと3から5口ぐらいです。

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熱中症対策にはどんな飲み物がいいの?

熱中症対策に水分補給は水がいいですね。
水といっても氷水はダメです。
なぜなら、冷たすぎる水を飲むと、本来必要な水分の1割程度で満足してしまうのです。
だったら氷水をたくさん飲んだらいいんじゃないか、とも思うのですが、体を冷やしすぎてしまうのであまりいいとは言えません。
ではどのくらいの温度の水がいいのかというと、環境省のガイドラインでは5度から15度と言われています。
常温よりやや冷たいぐらいの水がいいですね 。
寝る前にも水をコップ一杯ぶん200mlを飲むようにしましょう。
水を飲むとトイレに起きるのが心配になるかもしれませんが、寝ている間にかく汗になりますので尿に影響はしません。
加齢に伴って膀胱の容量が少なくなって起きる方いらっしゃるのはいますが、夜トイレに何回も起きるというのは、トイレに行きたくて起きるというよりも、睡眠障害で目が覚めたのでついでにトイレに行くという場合が実は多いのです。
無呼吸症候群の方は特に気をつけてください。
寝てる間に熱中症になってしまう人もいるので、やはり寝る前に200mlの水は取るようにしましょう。

熱中症対策に水分補給に水よりも効果的な飲み物は麦茶です。
汗は水分とミネラルであるナトリウム、マグネシウム、カリウムなどが含まれます。
緑茶はカフェインが含まれているので、利尿作用があるんですよ。
その点、麦茶はカフェインゼロでミネラルが入っています。
同じくカフェインゼロでミネラルが入っている飲み物は、黒豆茶、杜仲茶、ルイボス茶、コーン茶などがあります
これらのお茶の中に含まれるミネラルは、そんなに多くはありません。
ですが、汗の成分は99%が水で残りの1%がミネラルです。
麦茶に入っているミネラルが微妙でも、補給していくのは大切なことなのです。

熱中症対策 飲み物

ちなみに、箱根駅伝でも有名な東洋大学の陸上部は、練習の時や食事の時に麦茶を飲むようにしているそうですよ。
夏の練習ではうまく水分補給ができず常に脱水傾向になっているので、ミネラルも取れるので麦茶なんだそうです。
スポーツといえば、スポーツドリンクの方がいいのではないか、と思ってしまうのですが、スポーツドリンクでは糖分を取りすぎてしまう選手がいて、あまりにも飲み過ぎると血糖値が上がってしまうことがあるので麦茶にしているそうです。

経口補水液は脱水状態の時には有効です。
ただし、塩分が多いので、血圧の高い方は要注意です。
脱水の時には適しているのですが、普段はお水で大丈夫です。

熱中症対策に水分補給に無糖の炭酸水どうでしょう?
炭酸水を飲むと胃腸の血管が活発市活発化し吸収力が上がり、素早い水分補給に効果的です。
ただし逆流性食道炎がある方は飲み過ぎない方がいいですね。

熱中症対策に水分補給に牛乳はどうでしょう?
牛乳はタンパク質の摂取ができ、血液量が増加し、体温調整機能が向上します。
牛乳にはナトリウムも含まれているので、ミネラルも補給できますよ

熱中症対策の飲み物で緑茶はおすすめできません

熱中症対策の飲み物で緑茶はおすすめできないのは、緑茶に含まれるカフェインには利尿作用があるから。
折角飲んでも、尿として出てしまっては水分補給にならないですよね。
緑茶のほかにカフェインを含む飲み物としては、コーヒー、ウーロン茶、栄養ドリンクがあります。
だからといって、絶対飲んではいけないのか、というわけではなく、水分補給じゃなくて嗜好品として飲むのは別に構いません。
水分補給はやっぱり水か麦茶ですね。

暑い日は、ビールをぐっと飲んで、と思いますよね。
でもビールも水分補給にはなりません。
ビールを1リットル飲むと、1.1リットル排尿してしまい、水分補給どころか脱水になってしまいます。
さらにはアルコールを分解する時に、また水が使われるのでより脱水になってしまうので、ビールは水分補給には向いていません。

まとめ

屋外から帰ってきて涼しい部屋に入ったからといって、全てがクリアになったわけではありません。
時間差熱中症と言って、家に帰ってきてから熱中症の症状が現れることがあるんですよ。
暑い日は家に帰ってきてからも気をつけないといけませんね。

熱中症の予防は何と言っても水分補給。
熱中症対策におすすめの飲み物もご紹介してますので、しっかり水分を摂って熱中症にならないように気をつけてくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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