花粉症の検査方法と費用や問診の時伝えること

花粉症かなと思うので、病院で診てもらおうと考えた時、
実際花粉症かどうな判断するのに、
どんな検査方法があるのか、費用はどのくらいかかるのか、
はじめてなのでわからないことばかり。
病院に行く前に予習しましょう。

花粉症の検査方法ってどんなの?

お医者さんは、いきなり「○○検査をします」とはいいません。
まず、問診からです。

しゃみの回数、目やのどにかゆみがあるかどうか、
くしゃみやかゆみがいつ頃から始まったのか、
など聞かれます。

ほかにも、アトピー性皮膚炎、喘息があるかどうか、
食べ物や薬に対するアレルギーがあるかどうか、
家族にアレルギーがある人がいるのか、
ということも聞かれるでしょう。

病院に行った時に症状が落ち着いていることもあるので
一番つらいときの症状や
どういうことに一番困っているかをお話しましょう。

病院に行く前に、一度話す事を整理しておくと、
あ、あの症状を話し忘れたということがなくなりますよ。

問診後に、鼻鏡検査、鼻水の細胞検査、血液検査と進みます。

花粉症のアレルギー検査と費用

花粉症の原因も症状も、本当にさまざまなので、、
ちゃんと診断してもらうことが大切です。

鼻鏡検査

仰々しいですが、要は「鼻をみせてください」ということです。
鼻の粘膜の色や、鼻水の性状を判断します。

鼻水の細胞検査

鼻の入り口に綿棒をいれて鼻水のとり、
花粉症で増加する鼻水中の好酸球数を顕微鏡で数えます。

血液検査

アレルギーの人は、IgE(アイジーイー)という抗体をつくるので、
血液に含まれるIgEの値を調べます。

血液検査には、IgEの総量を調べる検査と、
原因となるアレルゲンを調べる検査があります。

IgEの総量を調べる検査は1,000円ですが、
原因となるアレルゲンを調べる検査費用は、
1種類1100円で1回の検査あたり14,300円が上限です。
仮に上限まで調べたとして、3割負担で4,290円、
これに検査判断料として、1,440円がかかるので、
5,730円となります。

スクラッチテスト

皮膚の表面を少しひっかいて、
花粉などのアレルゲンのエキスを垂らし、
15~20分後、反応が出た場合、
そのアレルゲンに対するIgE抗体が存在します。

検査料金は、21か所以内の場合、1か所につき160円。
22か所以上になると3,500円です。

皮内テスト

皮膚内にアレルゲンのエキスを注射して、
10~15分後、反応のあるなし、あった場合の程度と大きさを調べます。

検査料金は、21か所以内の場合、1か所につき160円。
22か所以上になると3,500円です。

スクラッチテストや皮内テストは、
どの病院でやっているわけではないので、
検査を受けたければ前もって病院に電話等で問い合わせましょう。

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花粉症の検査に行く病院は何科がいい?

耳鼻科でも内科でもいいですし、
目がかゆいなら眼科と症状改善を優先してもいいでしょう。
もし、近くに「花粉症外来」があればベストですね。

ただ、花粉症は2週間から1ヶ月に1度は通院しないといけないので、
鼻水や目の痒みがある中、
遠い病院では、通院が大変かもしれませんね。

花粉症は検査などを考えても、やはり耳鼻科がおススメ
後は通院のしやすさなどで決めてください。

まとめ

花粉症かな?と思って病院に行ったら、
まず、自分の症状を詳しくお医者さんに伝えることが大切です。

検査で何が原因かを知り、
花粉症がひどくならないよう治療しましょう。

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