子どもの頃は花粉症じゃなかったのに、
大人になって突然花粉症になるのって不思議じゃありませんか?
花粉症がどうして突然発症するのか、
その原因を知って予防しましょう。
花粉症が突然発症する原因
子どもでも花粉症になる場合もありますけど、
大人になるまで花粉症ではなくて、
自分はならないだろうと思っていたのに、
突然発症して驚いてしまいますよね。
そもそも花粉症は、花粉を吸い込むことで起こる病気で、
花粉を吸ってきた量が関係してきます。
花粉を吸ってきた年数の多い大人の方が、
発症しやすくなるのです。
花粉という抗原を体内に取り込むと、
アレルギー体質の人は、IgE(アイジーイー)という抗体をつくります。
さまざまな要因から作られるIgE抗体が
一定量を超えると花粉症が発症するのです。
一般論ですが、
スギ花粉に対するIgE抗体が一定量を超えるのには、
20~30年かかるといわれています。
もちろん、個人差があるので絶対ではありませんが、
大人になって突然花粉症を発症する理由もわかりますね。
花粉症の原因植物を知ろう!
花粉症の対策を取るためにも、原因植物と飛散時期を知っておきましょう。
スギ (飛散時期 2~4月)
ヒノキ (飛散時期 3~5月)
ハンノキ(飛散時期 1~4月)
オオバヤシャブシ(飛散時期 1~6月中旬)
ネズ (飛散時期 3~6月中旬)
シラカバ(飛散時期 3月下旬~5月上旬)
イチョウ(飛散時期 4~5月)
ケヤキ (飛散時期 4~5月)
コナラ・クリ(飛散時期 4~6月中旬)
マツ (飛散時期 4中旬~7月上旬)
ホソムギ(飛散時期 5~8月)
オオアワガエリ(飛散時期 5~8月)
カモガヤ(飛散時期 5月中旬~8月中旬)
オリーブ(飛散時期 5月中旬~6月)
ブタクサ(飛散時期 8~9月)
オオブタクサ(飛散時期 8~9月)
ヨモギ (飛散時期 8月中旬~11月中旬)
カナムグラ(飛散時期 9月中旬~12月中旬)
セイタカアワガチソウ(飛散時期 9月中旬~12月中旬)
花粉が飛びやすいのは、
風が強く晴天の日や最高気温が高い日、
湿度が低く乾燥した日、雨上がりの翌日の晴れた日です。
花粉症の方は、お天気にも注意しておきましょう。
日常生活で出来る花粉症予防
基本は、花粉にはなるべく触れないということです。
風の強い晴れた日は、外出を控えめにしましょう。
昼前から午後3時頃までが花粉の飛ぶピークなので、
この時間は特に注意しましょう。
目・鼻・口から花粉の侵入を防ぐため、
メガネやゴーグル、マスク、スカーフ、帽子を着用して、
顔の周りを守りましょう。
ブタクサ、ヨモギといった雑草にアレルギーがある場合は、
雑草が大量に生えているような場所に近づかないようにしましょう。
花粉がつきにくいスベスベした素材の洋服にし、
髪型もコンパクトにまとめ、花粉が髪につかないようにしましょう。
そして、家に入るとき玄関先で、衣服や髪、持ち物についた花粉をはらいましょう。
家に帰ったら、手・顔・目・鼻を洗い、うがいをしましょう。
お天気のいい日は、窓を開けたいところですが、
風の強いと花粉がたくさん入り込んでしまうので、
短時間にしたり、窓を少しだけ開けるようにします。
花粉症対策が出来る空気清浄器も、お助けグッズのひとつですね。
まとめ
花粉にはなるべく触れないことが大切なので、
花粉症になる原因を知って、
日常生活で出来る予防策をとることで、
少しでも花粉の時期を楽に過ごせるようにしましょう。
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