インフルエンザと風邪の違いと感染経路、重症化しやすい人とは?

インフルエンザと風邪って、
どう違うのか、なかなかわからないもの。

インフルエンザとはどういうものか、
感染経路とか重症化しやすい人とはどんな人なのでしょうか。

インフルエンザと風邪の違い

インフルエンザと風邪はよく似ていますが、
インフルエンザには感染力の強さや重症化、
合併症の発症の恐れなどがあるので、診断しないといけません。

インフルエンザは、冬季に流行し、急激に進行します。
症状としては、38度以上の熱がでて、
関節痛、筋肉痛、頭痛、全身の倦怠感・食欲不振などがあります。

風邪は、一年中かかり、緩やかに進行します。
症状としては、37-38℃の熱、
くしゃみ、喉の痛み、鼻水、鼻づまり・せきなどがあります。

一番分かりやすいのは、熱があるかどうかですか、
ただ、インフルエンザの中には、熱が出ない、
または、微熱くらいの時もあるそうです。

ですから、軽い風邪だと思って治っていたり、
そもそも、なにも気付かずに自然に治っている場合もありそうです。

インフルエンザの流行期に、
熱がなくインフルエンザではなさそうと思っても、
風邪の症状がある場合は、念のため病院で検査してもらった方がいいですね。

インフルエンザの感染経路は?

インフルエンザウイルスの感染経路は、
飛沫感染と接触感染です。

飛沫感染とは、
インフルエンザにかかっている人が、
くしゃみやセキをするとウイルスが飛び散り、
他の人が、そのウイルスを吸い込んで感染してしまいます。

感染者からおよそ1~1.5メートルの距離であれば、
周囲の人の呼吸器に侵入してしまいます。
目などの粘膜から直接侵入することもあるそうですよ。

学校や職場、満員電車など人が多く集まる場所で起こります。

接触感染とは、
インフルエンザにかかっている人が、
くしゃみやセキをするとき押さえた手で、
周りのものに触ってウイルスが付きます。

ウイルスは乾燥していると長く生きつづけることができるので、
電話やドアノブ、スイッチ、電車やバスのつり革などにウイルスが付いていると、
他の人が、その物に触った
手で口や鼻を触れることによって粘膜から感染します。

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インフルエンザは重症化することも

インフルエンザにかかって、
肺炎や脳症などを併発して重症化してしまう人もいます。

インフルエンザで体力が落ちてしまって、
合併症や重症化してしまうのです。

ハイリスク群(重症化する危険が高い人)
高齢者(65歳以上)
乳幼児
妊娠中の女性
基礎疾患を持つ方
慢性呼吸器疾患(喘息、COPD、肺線維症、肺結核など)
慢性心疾患(弁膜症、慢性心不全など)
代謝性疾患(糖尿病、アジソン病など)
腎機能障害(慢性腎不全、血液透析、腎移植後など)
免疫機能不全(ステロイド内服など)

インフルエンザワクチンの予防接種で対策しましょう。

まとめ

インフルエンザを予防するには、まず敵を知ることが大切ですね。
そして、インフルエンザは感染力が強いので、
他の人にうつさないためにも、
気になったら検査してみましょう。

 

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