厚生労働省はインフルエンザの流行に関する情報を発表しました。
この冬のインフルエンザは、
例年に比べて極端に流行の始まりが遅いのが特徴です。
インフルエンザの2016年の流行の様子
厚生労働省は2016年1月15日に
全国的にインフルエンザが流行シーズンに入ったことを明らかにしました。
例年インフルエンザは、12~3月に流行しやすいのですが、
今冬は、暖冬だったのでインフルエンザウイルスが増えなかったんですね。
インフルエンザにもいろいろ型があるのですが、
2016年はA型の流行が1月から2月、3月くらいになるかもしれません。
B型の流行は2月以降ですが、流行の可能性が大きいと言われています。
インフルエンザの予防接種はこれからでも効果ある?
インフルエンザの予防接種は、
ワクチンを打って抗体ができるまで、2~4週間かかります。
今からでもギリギリ無駄ではないですね。
インフルエンザワクチンは、4つの型のウイルスをいれたものです。
ワクチンは毎年流行株を予想して入れているそうですが、
100%かからないわけではありません。
予防接種をすると、若い人は80%発病を抑えられますが、
高齢者は40~50%しか発病を抑えられません。
ですが、予防接種をしていると、重症化を防げますし、
なんといっても死亡を80%も抑えることができます。
予防接種はしておきましょう。
インフルエンザの予防法
まず、手洗いです。
特に外出後や食事前など、
きちんと手洗いすることが大事です。
ウイルスは石けんに弱いので、石けんで洗い、
洗った後は十分水で流し、
清潔なタオルやペーパータオルできれいに拭きとりましょう。
湿度の管理が大切で、50~60%は維持したいところです。
空気が乾燥すると
飛沫によってウイルスが空気中を漂う時間が短くなり、
インフルエンザウイルスが広がりやすくなります。
また、空気が乾燥するとのどの粘膜の
防御機能が低下してしまいます。
流行時期は、
混雑しているところにはウイルスもたくさんあるので、
高齢者や体の弱い方はでかけないようにしましょう。
十分な睡眠とバランスのよい食事を心がけ、免疫力を高めておきましょうね。
まとめ
流行が遅いからと言って
流行の規模が小さいというわけではありません。
厚労省も今年もすべての年齢の方が
インフルエンザに注意する必要があると言っていますので、
しっかり予防しましょうね。
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