最近、トイレットペーパーの売り上げが増加傾向にあるそうです。そのきっかけになったのが、
政府のトイレットペーパーの備蓄の呼びかけ。
備蓄の目安など知っておきたいですよね。
トイレットペーパーの備蓄を政府が呼びかけ
トイレットペーパーの備蓄を政府(経済通産省)が呼びかけています。
1.阪神・淡路大震災において、被災者が最も困ったのは食料でも衣服でもなくトイレ不足
2.東日本大震災では、被災地のみならず全国的にトイレットペーパー不足が発生
3.トイレットペーパーの約40%は静岡県で生産→東海地震等が起こると深刻な供給不足となるおそれ
経済通産省HPより
きっかけは、2011年の東日本大震災。 発生直後は被災地だけではなく、各地のスーパーなどでトイレットペーパーが不足する事態が起こりましたね。
政府が一番恐れているのが、生産の約40%を占める静岡県が東海地震などで被災した場合、
トイレットペーパー不足になることが想定されることです。
この場合、静岡が不足するだけでなく、
全国的に長期間トイレットペーパーが不足してしまうのです。
経済通産省は、トイレットペーパーの備蓄を普段から各家庭で、
日常用のトイレットペーパーとは別に1か月分程度することを呼びかけています。
トイレットペーパーの備蓄の目安量は?
トイレットペーパーの備蓄の目安量は、1人につき日常用以外に4ロール。2人暮らしなら8ロールです。
日本人1人あたりの年間トイレットペーパー消費量が、年間50ロールという統計より算出しています。
トイレットペーパーは腐るものではありませんし、スーパーの特売の時に買って備蓄しておきましょう。
トイレットペーパーはどうしてもスペースを取りますので、
100均のファイルボックスを使ったり、ペーパーナプキンで包んで見せる収納をして、
おしゃれに収納するといいですね。
トイレットペーパーの備蓄用って?
トイレットペーパーの備蓄用という商品があります。
NPO法人「緊急災害備蓄推進協議会」では、備蓄用に芯がなく、
長巻でスペースを取らない新商品を開発し販売していまし、そのほかのメーカーも発売しています。
使用に関しては別に普通のトイレットペーパーで問題ないのですが、
パッケージデザインに「備蓄用」と書かれていることで、
有事の際に使うものと区別する意味合いが大きいです。
使ったら買い足せばいいいんですけど、つい忘れてしまうということも多いですよね。
トイレットペーパーは、普段用と備蓄用とちゃんと区別して備蓄しましょう。
まとめ
トイレットペーパーの備蓄を政府(経済通産省)が呼びかけたのは、あくまで「もしもの時」のためのものです。
備えあれば憂いなし、トイレットペーパーの備蓄をしましょうね。
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