雪虫はおしりに綿が!言い伝えは本当?触るのはだめ!

雪虫 言い伝え

雪虫の異常発生が、先日も北海道白老町や苫小牧市で話題になっていましたね。
目や口の中にも飛び込んでくる雪虫。
ロマンティックな名前ですが、雪虫ってどんな虫なんでしょうか?

雪虫はおしりに綿ついている

雪虫はアブラムシ科で、トドノネオオワタムシのことです。

おしりに白い綿毛が付いていて、
飛んでいる姿が、雪のようにフワフワしているので雪虫と呼びます。

もっとも雪虫と呼ぶのは、主に北海道など北国の呼び方だそうです。

ちなみにこの綿毛の正体は「蝋(ろう)」なんですよ。
体に白腺物質を分泌する腺からそこから蝋が出ているのです。

雪虫の言い伝えをウェザーニュースが検証していた!

雪虫が大量発生すると
「雪虫が大量発生してから約1週間~10日で初雪が降る」という言い伝えがあります。

雪虫の言い伝えをウェザーニューズが、2012年に検証していました。
結果からいうと、雪虫の大量発生から初雪まで22日だったそうです。
一週間くらい遅いようですね。

私は北海道育ちで、一週間かどうかはわからなかったですが、
雪虫を見かけると「ああ、もうすぐ雪の季節になるな」と思っていました。

みなさん、同じように思っていたのですね。

北海道民と“雪虫”にまつわる俗説に迫った「雪虫大作戦」感測結果

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雪虫を触るのはやめましょう

雪虫の綿毛が、洋服につくと取れにくいんですよね。
洋服が黒だったら、とっても目立つし。

ただ、雪虫は綿毛がとれた時点で命が終わってしまうんです。
雪虫は熱にも弱いので、触れないことが大切なんですね。

洋服についたとしても、雪虫を触るのはやめて
ふっと息を吹きかけて空へと返してあげましょう。

まとめ

雪虫は、冬の少し前にしか見かけない季節限定の虫です。
雪の季節を告げる使者、もうすぐ雪が舞い始めますね。

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