急に寒くなりましたね。
最低気温が10度を下回ると暖房器具を使う人が増えます。
電気ストーブの危険性と安全に使う方法をご紹介します。
電気ストーブって危ないものなの?
電気ストーブって危ないものなのか、というと、
決して危ないものではありません。
だたし、誤った使用方法をしている方が多いんですよね。
たとえば、寝る時部屋が寒いので、
電気ストーブをつけたまま寝てしまって、
寝返りを打ったら、布団が電気ストーブに触れ、
そこから出火してしまったということがあります。
電気ストーブは、タイマーが付いてないですよね。
使いたい時だけピンポイントに使うものなんです。
また、洗濯物を電気ストーブの上に干して、火事になることがあります。
ストーブは部屋を暖めるものであって、乾燥機ではないのです。
誤使用によって、電気ストーブの危険性が増してしまうのです。
電気ストーブは火災の原因1位!
東京消防庁が行った2010-2014年の
ストーブ火災の発生状況の電気ストーブは火災の原因1位なんです。
なぜこんなに多いのかと言うと、
誤使用もありますが、根底にあるのは
「電気ストーブは火を使っていないので安全である」という意識なんです。
ストーブ火災の原因はどの暖房器具だと思いますか、
と言う質問をすると石油ストーブと答える方が多いんですよね。
電気ストーブは安全だから、つけっぱしでもいいや、
という意識になって、火災へと負の繋がりができてしまうのです。
でも、ストーブ火災の発生状況のデータをみると、
実際は電気ストーブが74%と飛び抜けて多いのです。
暖房器具の正しい使い方
電気ストーブの周りは常に整理整頓して、
布団や衣類、カーテンなど可燃物を置かないようにしましょう。
可燃性ガスを含むスプレー缶を置かないようにしましょう。
放射熱によって熱せられ、火災や破裂、爆発がおこることがあります。
電気ストーブから、1メートル以上モノや体を離しましょう。
寝る時や離れるときは、必ずスイッチを切りましょう。
使用しない時は電源プラグをコンセントから抜いておくといいですね。
そのほかにも、
電源コードやプラグが異常に熱かったり、焦げ臭い、
電源コードを動かすと、通電したりしなかったりする場合は、
使用を中止しましょう。
まとめ
電気ストーブは危ないものではなく、正しく使えば安全なのです。
正しい使い方で冬をあったかく過ごしてくださいね。
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