ツイッターは災害時の情報伝達手段として注目されています。
いざという時に備えて、どのように活用したらいいのか知っておきたいですよね。
ツイッターで災害情報
ツイッターで災害情報を活用する自治体が東日本大震災以降増えてきました。
政令都市は2011年3月では5%ほどだったのですが、2015年3月時点では90%に達しています。
北関東・東北の豪雨の際も、仙台市危機管理室はツイッターで災害情報を投稿していました。
ホームページ上にも載せていたそうですが、
情報伝達手段はたくさんあった方がいいとの判断だったそうです。
ツイッターのすぐに相手に伝わる即時性と、
一気にホームページにアクセスが集まってサーバーダウンしてしまうことが起きにくいというのも
ツイッターの利点です。
ツイッターを災害時に活用するには
ツイッター社は、災害時にツイッターを上手に活用するためのルールを提唱してます。
⇒ 防災の日:災害時にTwitterを上手に活用するために(ツイッター社)
救助要請する方は、現在位置の住所を記載して、
可能なら写真も添付、GPSの位置情報を通知できるように設定しておくこと、
「#(ハッシュタグ)救助」つけるようにしましょう。
ツイッターの災害時の使い方
消防庁は、ツイッターの情報は災害時に参考にはしているそうですが、
本物の災害情報なのか、確認をとるのに時間がかかるため、
救助要請のツイートは原則通報として取り扱っていないとのことです。
救助要請は、通報者と直接やりとりできる119番で連絡してほしいそうです。
ツイッター社も、救助要請のツイートを見つけた方は、
ツイッターで被災者と連絡取って、代理で119番をしてほしいとのことです。
そして、救助要請を出した方は、救助された後は古い情報がネット上に残ることを防ぐために、
救助要請のツイートを削除してください。
まとめ
北関東・東北の豪雨の際には、
救助要請ではないツイートにも「#救助」が多くつけられていたそうです。
本当に救助を求めている情報を埋もれさせないためにも、
ツイッターの災害時の使い方を身につけたいですね。
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