喪中はがきは故人の友人にも出すの?どんなはがきをいつ出すの?

喪中はがき 故人の友人

喪中はがきは、家族として故人の友人に出した方がいいのでしょうか?
出すならどんなはがきで、いつごろ出したらいいのか、ご紹介します。

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喪中はがきは故人の友人にも出す?

喪中はがきは、家族と面識のない故人の友人に出すものではありません。

そもそも喪中はがきは、年賀欠礼の挨拶ですよね。
亡くなった人から「年頭のあいさつができない」というのはおかしな話です。

家族と面識のない故人の友人に出すのは「死亡通知」のはがきです。

「死亡通知」というと仰々しく感じるかもしれませんが、
死亡報告のお手紙ですね。

お付き合いをいただいていた家族が亡くなったという報告と
生前お世話になったことへの感謝を述べましょう。



死亡通知の例文

死亡通知は遺族が故人の友人などの関係者に送るものです。
内容としては、家族がなくなったことや通知が遅れたお詫び、
生前のお付き合いに対する感謝の言葉です。

死亡通知の例文
父○○儀 ○月○日 ○歳にて永眠致しました
早速お知らせ申し上げるべき処でございましたが
御通知が遅れました事を深くお詫び申し上げます
ここに故人が生前中賜りましたご厚誼を深謝し
遺族一同 心から御礼申し上げます

平成○年○月

お供えなどを送ってこられる方がいらっしゃるかも知れませんが、
辞退した場合は「なお勝手ながらご供花ご供物の儀はご辞退申し上げます」
のような一文を添えておくといいですね。

官製はがきに印刷する場合は、喪中はがき同様
切手が蘭の葉書でいいですよ。
切手は「弔事用52円普通切手 花文様」を使用します。

死亡通知はがきはいつ出したらいいの?

死亡通知はがきは、本来故人に代わって、
生前お世話になった方への挨拶状ですので、
簡潔な内容でできるだけ早く送ります。

ただ、私もそうだったのですが、
喪中はがきを準備時期になって、
故人にいただいた年賀状やアドレス帳を見た時に、
初めて家族と面識のない故人の友人という存在を知るようになるものです。

あまり早く死亡通知を出してしまうと、
お供えなどを送ってくださる方もいらっしゃるかもしれませんし、
年賀状作成の時期にはうっかり忘れてしまっているかもしれません。

死亡通知はがきはいつ出したらいいのか考えた時に、
喪中はがきと同時期、11月から12月上旬までに出すのがいいかな、
と考えています。

まとめ

喪中はがきは、家族と面識のない故人の友人に出すものではありません。
出すのは死亡通知です。

死亡通知の例文や死亡通知はがきはいつ出したらいいか
を参考に死亡報告されてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

*はがきの柄は2016年当時のものです。

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