スーパーで見かける大根は、ほぼ青首大根ですよね。
青首大根があるなら、白首大根もあるのでしょうか?
大根の種類ってどれくらいの数があるのでしょう。
品種の特徴もご紹介しますね。
青首大根があるなら白首大根もあるの?
結論から言いますと、あります。
というか、もともとは白首大根があって、品種改良で青首大根が生まれ、主流になりました。
白首大根は、字のごとく真っ白な大根で、三浦大根や練馬大根も白首大根で、
沢庵などのお漬物に使われることが多いですね。
白首大根は、苦みや辛味が強いので、人気がなくなったようです。
青首大根は地面から上に向かって伸びる性質があるので、
地上に出ている部分は太陽に当たって緑色になります。
白首大根は、根の部分が地中に向かってしか伸びないので真っ白なのです。
季節の話題で、大根がずらーっと干してある風景見たことありませんか?
それが白首大根。お漬物にするために干してあるのです。
大根の種類はどれくらいの数あるの?
大根の種類は100種類以上の品種があります。
原産地は、中央アジアだとか、地中海沿岸だとか諸説いわれていて、
古代エジプトでも栽培されていたくらい古くから食べたられていた野菜です。
日本には中国から伝わり、「古事記」にも掲載されているくらい親しまれています。
春の七草にも「すずしろ」として選ばれていますよね。
青首大根
地上に出ている部分が青いので青首とよばれます。
「す」が入るのが遅く、病気に強い品種です。
形が整っていて、辛みが少なく甘くてみずみずしいのが人気です。
重さは1から2キロくらいで、サラダから煮物、漬物などオールマイティです。
三浦大根
神奈川県三浦半島の特産の白首大根で、
首の部分が細く、中央部がふくらんでいるのが特徴です。
重さは4キロくらいと大型で、漬け物や煮物に向いています。
練馬大根
東京都練馬区の特産品にもなっている白首大根で、
首の部分が細く、中央部がふくらんでいるのが特徴です。
重さは1~2キロくらいで、辛味が強く漬け物や大根おろしに向いています。
現在はほとんど流通していません。
桜島大根
鹿児島県の特産品にもなっている丸い形で、
重さは7~20キロ、ものによっては30キロぐらいにまで育つ世界最大の大根です。
甘くてキメがこまかいので、どんな料理にも合います。
聖護院大根
京都の伝統野菜であり丸い形で、
重さは1~2キロくらいで、やわらかく、甘味が強いので煮物に向いています。
千枚漬けにも用いられます。
辛味大根
小ぶりな大根です。
水分が少なく、固くて辛みが強いので、薬味として使われます。
ラディッシュ
和名は「二十日大根」といいます。
赤がポピュラーですが、白もあります。
丸い形をしていて、サラダやピクルスなどに向いています。
まとめ
青首大根は、白首大根の品種改良版で、
青首大根は、形が整っていて、辛みが少なく甘くてみずみずしいののが人気となり定番となりました。
大根の種類は100種類以上の品種があり、
それぞれ特徴があるので、青首大根だけでなく使いたい料理などで選んでくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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