大根をたくさん頂いて食べきれない場合、また、 大きな大根だと食べきれないこともしばしばですよね。
残ってしまった大根は、保存しないともったいないです。
葉付き大根を目の前にしてどうしたものかと考えている方に、大根の保存と賞味期限についてご紹介しますね。
葉付き大根一本を保存する方法
葉付き大根の葉の部分は最初に切り落とします。
切り落とした大根の葉は、 茹でて冷凍することができます。
大根を常温で保存
丸まま一本なら常温で新聞紙に包んで冷暗所で保存できます。
冬場なら賞味期限は1か月くらい持ちます。
冷暗所の温度は、5度前後 がいいと言われています。
九州に住んでいるのですが、 私なりに涼しいと考えた廊下はどうやらこの温度より高かったらしく、 腐ってしまったことはあるんですよね。
保存してる最中もたまに大根の様子を見てあげてくださいね。
大根を冷蔵で保存
2~3日中に使用する予定のある大根は、ピッタリとラップをして冷蔵庫の野菜室に立てて保存します。
冷蔵保存の賞味期限は 7~10日くらいです。
まだ 日持ちするだろうと思っていると、料理に使うのがどんどん後回しになってしまうので、4日目ぐらいになってまだメニューに入りそうもなければ、冷蔵保存から 冷凍保存することを考えるのもいいですよ。
大根を冷凍で保存
3日以内に使用する予定のない大根は、好みの大きさに切ってジッパー付きの保存袋に入れて冷凍します。
冷凍保存の賞味期限は1か月くらいです。
輪切りにして煮物に使うのもよし、千切りやいちょう切りにして味噌汁などにしてもいいですね。
阿蘇の大根をいろんな切り方で切ってみました。
⓵ 半月切り
⓶ 短冊切り
⓷ 千切り
⓸ いちょう切り
⓹ 大根の皮のせん切り
⓺ 大根葉
⓻ 輪切り
このほかにも、もちろん大根おろしにするのもありです。
冷凍することで野菜の水分が抜けるので、料理をつくるときに火の通りが早くなるという利点もあります。
用途に合わせて、切り方別に保存すると使うときに便利ですよ。
大根を切ったときに厚めに皮をむいておくと、料理にも使えます。
皮を天ぷらにしてもいいですし、千切りにしポン酢に漬け込むとちょっとしたお漬物のようになっておいしいですよ。
参考 ⇒ 大根を冷凍するコツを解説!
大根を干して保存
もっと長期間にわたって保存したい場合は、 切り干し大根にしましょう。
大根保存方法の知恵は春先の畑でわかる
初めて春先の大根の畑を見たときに、疑問に思ったんですよね。
なぜ大根が葉っぱを切られたまま畑に植えられているの?と。
春になるとトウが立って、大根に花が咲いてしまいます。
トウがたつとどうしてもスが入りやすくなってしまうんですよね。
花はかわいいので、それはそれでいいのですが、
大根としてはダメですよね。
花が咲かないように、大根の葉っぱを切っているのです。
大根を育てられている方の知恵なんだな、と教えてもらいました。
まとめ
葉付き大根一本を保存する方法は、
まず葉を切り落とす
すぐ使うものはラップをして冷蔵保存
すぐ使わないものは好みの大きさに切って冷蔵保存
長期に保存したいときは切干大根
と目的に合わせた方法を取りましょう。
賞味期限は、
常温で冬は1か月
冷蔵保存は7~10日くらい
冷凍保存は1か月くらい
です。
折角の大根ですから、おいしく食べつくしましょうね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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