久しぶりに頂いたザボン漬け。
ザボン漬けとはどういうものなのでしょうか?
長崎名物のお土産になった理由といろいろな食べ方をご紹介しますね。
ザボン漬けとは
ザボン漬けとは、ザボンの皮を甘く煮たものです。
ザボンの中身ではなく、皮というのがポイントですね。
ザボンというのは、 文旦のこと。
大きな柑橘系の文旦の和名をザボンと言います。
実は、直径15センチから25センチにもなるんですよ。
ザボンや文旦と名前に違いはあれど、実は同じものなのです。
長崎ではザボンと呼んでいて、唐から伝わった「蜜漬物」の手法を使ったのがざぼん漬けです。
ザボン漬けは、砂糖で煮詰めて作るので甘いです。
冗談じゃなく、本当に甘いです。
ですが、ほんのりとした苦みもあるんですよ。
それがまたいい!
外側は砂糖でカリカリ、内側はようかんのような歯ざわりです。
長崎土産でカステラと並んで、よくザボン漬けをいただいていました。
子どものころはあまり好きではなかったのですが、年齢を重ねてからの方がおいしいと感じるようになりましたね。
長崎名物 にざぼん漬けがなった理由
1948年に発売された小畑実さんの歌った「長崎のザボン売り」がヒットしたことにあります。
長崎=ザボンとなり、ザボンは大きいので、ザボン漬けがお土産になったんでしょうね。
ザボン漬けの食べ方
ざぼん漬けは、オレンジピールをイメージしてもらえばいいかと思います。
紅茶と一緒に飲んでもいいですね。
ヨーグルトに入れるのもありです。
柚子の代わりに酢の物に使うのもありだと思います。
パンやパウンドケーキにオレンジピールのようにも使えますよ。
まとめ
ザボン漬けとは、ざぼんの皮を砂糖で煮詰めたものです。
長崎名物のお土産になったのは、小畑実さんの歌った「長崎のザボン売り」というヒット曲から、長崎イコールざぼんのイメージが広がりました。
いろいろな食べ方でザボン漬けを楽しみたいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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