火葬場に行く親族はどこまでの範囲なのでしょうか?
火葬場での流れも知っておきましょう。
火葬場に子どもを連れていくのは何歳からいいのかということも考えてみました。
火葬場に行く親族はどこまで?
火葬場に行く親族は3親等くらいの関係の方ですね。
夫婦や家族で葬儀に参列している場合は、一緒に行きます。
ただ、高齢だったり体力的なことで欠席したとしてもそれは許されます。
親せきのほかに火葬場に行く人は、故人と特に親しかった方ですね。
事前に同行をお願いしておきましょう。
地域によっては、ご近所の人など皆さんで送ることもあるそうなので、そこの風習に従うといいですね。
火葬場での流れ
葬儀場から火葬場が離れている場合、霊柩車に喪主、遺族、マイクロバスに親族や友人・知人が乗って移動します。
火葬前に炉の前で「納めの式」ともいわれるお別れの式を行います。
火葬の時間は、1時間~2時間程度が多いですね。
火葬中は、待合室で待機します。
待合室には、待合ロビーといって広いフロアに多くのテーブルやソファが並んでいる場所と、有料待合室もあります。
故人との思い出をお話ししたり、普段、なかなか会う事の無い親戚の人達と近況報告をしたりして過ごします。
待合室は、飲み物やお菓子などが必要なら自分たちで用意しなければなりません。
給湯室はあるので、お湯は自由に使えます。
コーヒーコーナーがあって注文できる場合もありますし、自動販売機だけの場合もあります。
お茶などを事前に用意して置くといいですね。
紙コップ・紙皿・お茶(ティーパック)・スティックコーヒー・ペットボトルのお茶やジュース・駄菓子(お煎餅 スナック菓子等々)・スプーンなど
有料待合室は、和室で部屋数も限られますので予約でうまってしまっていることもあります。
使用したい場合は、葬儀社に事前にお願いしておくといいですね。
有料ですから当然お金がかかります。
父の葬儀の時は、有料待合室を利用しました。
高齢の方が多いこともあり、和室でゆっくりしてほしかったからです。
「お世話になったから」と見えられた方もご高齢で、「少し横になりたい」と言われたので畳の上で休んでいただきました。
知り合いのおば様からは「有料なんてもったいない!」って言われましたけど、ゆっくりしていただけたので良かったと思っています。
火葬後は炉の前に戻り、遺族や近しい人で骨上げをする「収骨」を行い、骨箱(骨つぼと埋葬許可証)を受け取ります。
火葬場に子どもを連れていくのは何歳から?
小さいお子さんをお持ちの方は、火葬場に子どもを連れていくのは何歳からなのか悩む方が多いようです。
基本、赤ちゃんから連れて行っても構わないと思います。
一番の問題は、トラウマになるお子さんがいるからなんですね。
納めの式をして火葬する。
ここまでは参加していいと思います。
問題は、骨上げをする「収骨」です。
収骨は印象に残りやすいので、お子さんによっては怖いものとしてトラウマになる可能性があるのも事実です。
最後のお別れなので、お別れの儀式として立ち会わせたい、「死ぬ」ということはこういうものなのだと教えたいという考え方もわかります。
その後も別に変わりなく過ごしているお子さんも多いです。
ここからは親御さんの判断だと思いますが、不安ならお子さんは収骨時だけ部屋の外なりロビーなりで待つといいと思います。
「子どもが騒ぐから」とかなんとか理由を付けたらいいかな、と。
少し大きくなって自分で判断できるようなら、子ども自身に聞いてみるのもいいと思います。
骨を見てショックを受けているときは、周りの大人がしっかりフォローしてあげてくださいね。
まとめ
火葬場に行く親族はどこまでの範囲かというと、3親等くらいで夫婦や家族で葬儀に参列している場合は一緒に行きます。
親せきのほかに火葬場に行く人は、故人と特に親しかった方です。
火葬場での流れも知っておきましょう。
火葬中、待合室で待機している間にお茶やお菓子などを事前に用意してふるまいましょう。
火葬場に子どもを連れていくのは何歳から、というのは親御さんの判断ですが、不安なら収骨時だけ部屋の外などで待つといいですよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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