お酢は4000種類以上あるそうです。
それぞれ特徴があって、原料も違えば栄養価も違います。
味の違いもありますので、用途に合わせてお酢を使い分けたいですね。
代用方法も伝授します。
今回は果実酢の中のバルサミコ酢についてご紹介します。
バルサミコ酢の原料と作り方
バルサミコ酢の原料はブドウです。
甘みの強いブドウを潰してジュースにして煮詰めてから長期にわたる樽熟成します。
そのとき樽を何回もいれかえるそうですよ。
長期・・・と言ってもどのくらいなものか、想像つきませんよね。
バルサミコ酢は、熟成期間によって格付けされるものなんだそうです。
ワインみたいですね。
25年以上熟成されたものは「ストラヴェッキオ」と呼ばれ大変貴重で高価です。
一般的なものは3~7年熟成させたものです。
バルサミコ酢のメリット
バルサミコ酢は、酸味と甘みを兼ね備えているのが特徴です。
かなり濃厚なので飲みものではなく、調味料として使います。
バルサミコ酢は少し熱を加えることで、酸味がマイルドになります。
バルサミコ酢の栄養
バルサミコ酢はぶどうからできているのでポリフェノールが多く、穀物酢の9倍入っています。
ポリフェノールはシワやシミの原因となる活性酸素を除去してくれるのでお肌に良いと言われています。
バルサミコ酢の味
そもそもバルサミコ酢の味とは、どのようなものでしょうか。
最初に味見したとき、ウスターソースみたいって思ったんですよ。
でも、ウスターソースとは違う、深いコクと風味があります。
ホッとするというか、やさしい味なんですよね。
バルサミコ酢の用途
バルサミコ酢は、ドレッシングやマリネが多いです。
加熱にも向いているので煮込み料理やソースに使ったりするのもいいですよ。
果物やデザートにも使えます。
ちょっと酸味が強く感じたら加熱するといいですよ。
バルサミコ酢をバナナにかけてみた
バナナにバルサミコ酢をそのままかけてみました。
さらっとしているので、流れてしまいました。
大さじ1杯のバルサミコ酢をレンジで20秒チンしてみました。
ちょっとしたソースっぽくなっていました。
もともとブドウからできているので、相性もいいですよ。
バルサミコ酢が余ってどうしたらいいのかと思ったら果物にかけてみるといいと思います。
バルサミコ酢の代用
バルサミコ酢は、ウスターソースに穀物酢を1:1で混ぜることで代用します。
味覚を数値で表せる味覚センサーで似たような結果が出ています。
ウスターソースに使われている果物がブドウのかわりになって似たような味になります。
ウスターソースの代わりにお好み焼きソースやとんかつソースにしたり、穀物酢の代わりに黒酢や赤ワインビネガーを使っているのもいいですよ。
バルサミコ酢の代わりに他の調味料の組み合わせでなるのか試してみた
まとめ
バルサミコ酢は、使ってみたけど、どう使っていいかわからないお酢なのではないでしょうか。
北イタリアで作られるブドウからできているので、イタリアンなら使いやすいかもしれません。
バニラアイスやバナナにかけるだけでもいいですよ。
お肌にもいいので、試してみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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