お酢はその国で多く取れる作物から作られることが多いです。
東洋では穀物系のお酢が多く、西洋では果実系のお酢が多い傾向があります。
また、お酢はお酒 を発酵させることでお酢になるので、お酒の種類と同様にお酢の種類もあると考えていいですよ。
例えば日本ならお米、フランスならぶどう、ドイツなら麦酒から作るモルトのお酢といった具合です。
穀物酢や果実酢についてご紹介しますね。
穀物酢の種類
穀物酢
材料 穀物(小麦や米、酒粕、コーン、豆、サトウキビなど) 1リットルあたりの穀物を40グラム以上の酢のこと。
米が40g以上入ると米酢となるため、それ以外の原料の割合が多くなります。
味 さっぱり
用途 炒め物や煮物など。
米酢
材料 米 1リットルあたりの米の使用量が40グラム以上の酢のこと。
味 マイルドな酸味
用途 酢の物やマリネ、ドレッシングなど。
黒酢
材料 玄米または大麦。
用途 お湯で割るドリンク、酢豚など。
モルトビネガー
材料 大麦、小麦、トウモロコシ。
用途 ピクルスやマヨネーズなど。
果実酢の種類
りんご酢
材料 りんご 1リットルあたりのりんごの搾り汁を300グラム以上の酢のこと。
シードルビネガーとも呼ばれます。
味 リンゴの風味
用途 水や炭酸飲料で割るドリンク、ドレッシングなど。
ワインビネガー
材料 ぶどう 1リットルあたりのぶどうの搾り汁を300グラム以上の酢のこと。
味 フルーティ
用途 ドレッシングやマリネ、煮込み料理やステーキなど。
バルサミコ酢
材料 ぶどう ぶどう酢よりも高級品。
味 濃厚な味わい
用途 サラダやマリネ、デザートなど。
まとめ
お酢の種類は大変多く4000種類以上あると言われています。
ザクロ酢、 梅酢、トマト酢などたくさんあります。
お酢の色でも味の差がわかります。
色の薄いお酢は、さっぱりしていて生でいただく料理やドリンクに向いています。
色の濃いお酢は、コクがあるので料理の隠し味や火を通して酢の風味を味わう料理に向いています。
お酢の味を知って、それぞれの特色を生かして料理で試してみるといいですよ。
お酢は多くの健康効果がありますので、毎日摂りたいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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