申年には赤パンツと梅!2016年は富士山小縁年

申年 赤パンツ

2016年は申年。申年とは、どういう年なのでしょうか?
申年のウンチクを3つお話しますね。

申年には赤パンツ

申年には、赤パンツなど赤い下着を身につけるといい
という言い伝えがあり、地域によって意味が異なります。

北海道地方
「申」と書かれた新しい肌気を身につけると
病が治るといわれ、
赤色で年下の女性から贈られるのがいいです

東北地方
身内の女性から贈られた
「申」と書かれた新しい肌気を身につけると
下の世話(寝たきり)にならないといわれます

関東地方
子どもから贈られた「申」と書かれたパンツを身につけると
病が去るといわれます

中部地方
肌着を贈る、または贈られた肌着を身につけると、
病が去り、長患いしない、
下の世話(寝たきり)にならないといわれます

上信越地方
赤い肌着を贈る、または贈られた肌着を
見につけると、病が去るといわれます

近畿地方
申年の申の日に子どもから贈られた肌着を身につけると
寝たきりにならない、
下の世話にならないといわれます

中国地方
申年の申の日に4枚パンツを贈ると死が去る、
また肌着を贈ると病が去るといわれます

四国地方
申年の申の日に贈られたパンツを身につけると、
病を遠ざけるといわれます
また、こっそりしまっておくと
幸福が訪れるそうですよ

九州地方
申年の申の日に贈られた肌着を身につけると病が去るといわれます
特にサルマタがいいそうです

2016年の申の日
1月3日、15日、27日、2月8日、20日、3月3日、15日、27日
4月8日、20日、28日、5月2日、14日、6月3日、15日、27日
7月1日、25日、8月6日、18日、30日、9月11日、23日
10月5日、29日、11月10日、22日、12月4日、6日、28日

「赤」は古来より縁起のいい色、魔よけの色とされているので、
そんなところからも申年に赤いパンツの話が来ているのかもしれませんね。

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申年の梅は身体にいい

申年 梅

「申年に梅干を漬けるとよい」「申年の梅干は体にいい」と言われています。

なぜ申年の梅がいいのかというと、話は平安時代までさかのぼります。

第62代村上天皇が申年に漬けた梅干と昆布茶で病を治したことによるそうです。

時代が変わっても、健康で長生きしたいと思うのは同じ。
村上天皇にあやかって、申年の梅干しはいいといわれるようになったんですね。

また申年は、過去の統計でも梅の不作年が多いので貴重とされ、
特に60年に一度の甲申年に収穫した2004年の梅は珍重されました。

2016年の申年は富士山小縁年

申年 富士山

普通の年でも縁起がいいと言われる富士山ですが、
庚申年に富士山が一晩で湧き出たという伝説があって、
申年のその中でも庚申年に富士山に登ると縁起がいいとされています。

60年に一度の庚申年を御縁年といい、
1度の登山で33回分のご利益があると言われています。

次回の庚申年は2040年とちょっと先ですが、
2016年は壬申年で、富士山小縁年と言ってご利益が高いとされています。

まとめ

申年のウンチクいかがでしたか?
昔も今も、健康で過ごしたいと思う気持ちは一緒ですよね。
申年は、赤いパンツはいて、梅干し食べて、富士山に登りましょう!

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