高速の逆走はどうやって起こる?出口を間違えてしまった時の対策

高速 逆走 どうやって

高速道路の逆走は2016年には249件発生していて、二日に一回以上のペースになります。
一方通行の道から車が来てしまうと、びっくりですし正直何もできないってことになりますよね。
想像しただけでも怖い話です。
逆走事故は事故全体と比較して、死亡事故という重大事故につながっています。
高速道路の逆走は、どうやって起こるのでしょうか?
高速道路で逆走しやすい場所の対策と、高速道路で出口を間違えてしまった場合の対処法をご紹介します。

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高速の逆走はどうやって起こるの?

自分は逆走なんか絶対しない、と過信する方が危険です。
誰しも多少疲れていたり、勘違いすることで、逆走は誰でも起こり得るということです。

侵入したインターチェンジ(IC)の構造がわかりにくいなどの理由のひとつです。
いつも使っている場所ならわかるものですが、初めて通る道などは看板などがわかりにくく迷ってしまう可能性もありますよね。
高速道路に入ろうとして、誤って出口に侵入してしまいそのまま逆走してしまうこともあります。
サービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)で誤ってオフランプに侵入してしまい本線を逆走してしまうということもあります.

高速 逆走 場所

料金所の通過後の分岐点で行き先の間違いに気づきいて、慌てて正しい行き先に向かおうとして逆走する場合もあります。
高速道路の分岐点やジャンクション(JCT)で行き先の方向間違っているのに気づき、本線合流部分で U ターンをして逆走してしまうということもあります。
その場合は逆走を自覚していることが多いので、路肩を走ってることもありますので冷静に対応しましょう。

高速道路に入った認識がないという人もいますよね。
自分が今どこを走ってるのかわからないまま逆走してしまっているという一番怖いケースですね。
逆走車の運転手にとっては左側車線と思うので、追い越し車線を逆走してる場合が多いです。
なるべく追い越し車線を走らないことで 逆走車に出会う危険を減らすことができます.

他にも、飲酒や酒気帯び、居眠りやうっかりというのもあります。
何らかの疾患で判断能力が低下してしまたことによる場合もあります。

また最近問題になっているのが高齢者の逆走です。
認知症の方もいらっしゃいますが、認知症の疑いのない場合もあります。
行く先の表示を見誤ってしまって、目的と違う方向に行ってしまったので慌ててUターンしてしまうケースがあります。
目的の出口を見落としてしまったために戻ろうとするケースもよくあります。
普段でも高齢の方は間違いに気づくと、とても慌てられるます。
たぶん車を運転して行っても同じような事が起こってるのではないでしょうか。
慌ててどこかに車を止めてくれればいいのですが、どうしようどうしようと慌てている間にどんどん逆走してしまっていることがあるんじゃないかなって気がするんですよね。
普段の行動をよくみて、免許証の返納を薦めるのも大切ですね。

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高速道路で逆走しやすい場所の対策

国土交通省は「2020年までに逆走事ゼロ」を掲げて逆走対策を進めています。
一般道路上の「方面と方向」などの案内標識に高速道路番号を表示できたり、サービス・エリア、駐車場から本線へ進入する際の入口の誤認識による逆走予防のため英語表記をします。
出口ICの間違いによる逆走予防のため、高速道路上の「出口の予告」案内標識でIC名称と行き先地名を分離して表示できます。
また、カーナビや車載カメラで逆走を知らせるシステムの開発などを行っています。

高速道路の管理会社も、誘導の標識を大きく表示したり、インターチェンジやサービスエリアに進入禁止を示す標識の設置や、路面に進行方向を示す矢印を入れるなどしてドライバーに正しい方向を促すようにしています。
逆走車が通過した場合逆走警告する「逆走防止装置」の設置も行われ、逆走を防ぐポールを設置したりするなどの対応を進めています。

高速道路で出口を間違えてしまったら

高速 出口 間違え

高速道路で目的の 出口を行き過ぎてしまった場合は、「特別転回」という救済措置があります。
目的の出口の一つ先の出口で降り、また高速に戻るのですが目的の出口で降りた時と同じ料金で清算ができますよ。

「特別転回」をする場合は、料金所では ETC ではなく必ず一般レーンを進んでください。
係員に通り過ぎてしまったことを申し出ましょう。
もし ETC を通過してしまったら、その段階で料金が発生してしまいますので気をつけてくださいね。
係員の指示に従って料金所を通過した後 U ターンをします。
目的のインターチェンジでは、料金所の係員に「特別転回してきました」と申し出ましょう。
すると目的のインターで降りた時と同じ料金になりますので、決して高速道路上でバックしたり U ターンするようなことはやめてください
次の出口まで行くと時間はかかるかもしれませんが、命にはかえられませんからね。

まとめ

高速道路の逆走は、どうやって起こるのかというと、勘違いと思い込みですね。
高齢のための判断が鈍くなることもあげられます。
逆走した認識がないこともあるので、自分でも起こりうることとして考えたいですね。

高速道路で逆走しやすい場所の対策も、高速道路の管理会社も行っています。
間違いやすい場所は、しっかり看板など見るようにしたいですね。
個人的には路面を行き先別に色で指示していただけると、一番わかりやすいです。

高速道路で出口を間違えてしまった場合は、次の出口まで行き係員の指示に従いましょう。
「特別転回」すれば、目的地と同じ料金で出られますよ。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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