冬瓜を丸ごとや切った場合の保存方法と苦いときの注意点

冬瓜 丸ごと

冬瓜(トウガン)を丸ごと一個、知り合いのおばさまが持ってきました。
そして言いました「半分に切って」切った冬瓜の半分をおばさまは持って帰り、半分が我が家に残されました。
どうやらどなたかからいただいた冬瓜が大きいので、家に帰る途中、半分置いて行ってくれたみたいです。
久しぶりに頂いた冬瓜、どう食べましょうかね。
冬瓜の丸ごとや切った場合の保存方法や苦いときの注意点をご紹介しますね。

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冬瓜は丸ごと食べられる野菜なんです

冬瓜は丸ごと食べられる野菜なんですよ。
(我が家には半分しかありませんけど)

冬瓜の果肉はもとより、皮はきんぴら、わたや種はお味噌汁に入れたりと、丸ごと食べられるんですね。

中国では昔から果肉、皮、種すべて生薬として使われていて、体の熱を冷ましたり、利尿作用でむくみを取ったりしていました。
昔から冬瓜は丸ごと食べられていたんですね。

冬瓜の果肉は、そぼろあんかけやスープにすることが多いですね。
私はシイタケやニンジンなどいろいろな野菜と煮物にするのが好きです。

冬瓜 保存方法

冬瓜のえぐみが気になる方は、一度下茹でしてから使うといいですよ。

冬瓜の皮のきんぴらは、皮を千切りにして炒めてしょうゆと砂糖で甘辛く味付けします。
人参も千切りにして加えると色味がきれいですね。

冬瓜のわたや種の味噌汁は、わたや種を食べやすい大きさに切って柔らかくなるまで煮てから味噌を入れましょう。

冬瓜のわたの取り方ですけど、メロンのわたや種と同じように境目があるので、わたの境目に包丁を入れてとりましょう。

種は食べられるのですが、食感が気になる方もいるので、取ってしまっても構いません。

冬瓜の保存方法

冬瓜は、冬の瓜と書きますけど、夏野菜です。
夏が旬 なのに冬瓜と言うのは何故でしょうか?

熟した冬瓜の表面に付く白い粉が雪の様に見えるから
といったロマンティックなものから、
冬まで持つ
といった実用的なものまで、
冬瓜の由来はいろんな説があります。

冬まで持つと言われる冬瓜ですが、丸ごとだと常温保存が可能で、涼しいところに置いておくと長持ちします。

本当に冬まで持つのか、私はそこまで長期は試したことがないのですが、1〜3ヶ月保存が可能だといわれています。

ただ、現代は部屋の気密性が高く、室温が高くなりがちですので、早めに食べた方がいいかな、って思います。

ちなみに野菜が腐っているかどうかの見分け方は、
カビが生えたり、臭いにおいがしたり、触ったときぬめりがある、
というものなので、そのような状態になったら食べないようにしましょう。

冬瓜は、一度切り分けてしまったら、痛まないうちに冷蔵や冷凍で保存します。

わたを取って、水分が抜けないようラップをして冷蔵すると2~3日はもちます。

同様に、わたを取って、水分が抜けないようラップをして冷凍すると約1か月くらいもちます。

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冬瓜がとても苦いときは要注意!!

冬瓜には少しの苦みがあるものがあって、下茹ですると解決します。

が、中には、驚くほど苦い冬瓜もあります。
びっくりするくらい苦みを感じたら、即、処分しましょう

冬瓜には、元々へたに近い部分にはククルビタシンという苦み成分が含まれています。
少量ですし、へたを切り落としてしまえば問題がありません。

ところが、たまにククルビタシンがとても多く含まれている冬瓜があって、ものすごく苦くて、たくさん食べると腹痛や下痢、嘔吐などの食中毒にもなってしまいます。

冬瓜が苦かったら、もったいないと思わず、即処分しましょう。

ちなみに冬瓜に含まれているククルビタシンは、キュウリやズッキーニ、スイカなどの瓜科植物にも含まれるので、同じように苦みを強く感じたら、食べないようにしましょうね。

まとめ

冬瓜の果肉や皮、わた、種と丸ごと食べることができます。、

冬瓜は常温保存もできますが、冬瓜は、一度切り分けてしまったら、冷蔵や冷凍で保存しましょう。

冬瓜でとてつもなく苦いときは、たくさん食べると食中毒になる可能性もあるので、即処分しましょう。

冬瓜のすべてが怖いと思わず、一口食べて苦くなかったら、季節の野菜を楽しんでくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。



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