ずいきと芋がらって同じようであって、どんな違いがあるのでしょうか。
ずいきはアク取りが必要なので下処理や保存方法と美味しい食べ方についてもご紹介しますね。
ずいきと芋がらの違い
ずいきと芋がら、並列して書かれていることがあります。
多分同じもんなんだろうなぁと思いながらも、どこが違うのかなって思いますよね。
ずいきとは、サトイモ科の 野菜です。
里芋の茎の部分で芋茎ともいわれます。
別に、芋を食べずに茎の部分だけ食するハスイモというものもあります。
ずいきには、海老芋や八頭の茎の赤芋茎、ハスイモの青芋茎、茎を食べるために日光に当てずに柔らかく栽培した白芋茎の3種類あります。
芋がらは、芋茎の皮をむいて干したものです。
ずいきと芋がらの違いは、芋茎の生がずいぎ、干したのが芋がらということですね。
ずいきの中にサイトいもの葉が!里芋の茎っていう証拠ですね。
ずいきの下処理と保存法
ずいきはシュウ酸カルシウムというアクがあるので、アク抜きをしないといけません。
酢水でゆでる、水でさらすということでアクを抜きます。
皮をむかなきゃいけないのですが、爪で剥く、包丁で剥く、茹でてから剥くなどいろいろ方法があります。
爪で剥くと手が黒くなってしまうんですよね。
ふきと似てるなって思ったんですよ。
ならばフキと同じように、茹でて剥いてみることにしました。
1.鍋に入る大きさに切る。
2・1リットルのお湯に大さじ1の酢をいれた鍋にずいきを入れる。
3.2~3分、茹でる。
4.水にとり、冷めてから皮を剥く。
5.30分くらい水にさらしておく。
使うときは軽くしぼります。
茹ですぎると折角の歯ごたえがなくなるので、気をつけましょう。
ずいきは茹でてから水の中で剥くと、剥きやすいですよ。
もちろん手も黒くなりません。
最近は、芋というより茎を食べるようにアクの少ないものもあります。
私も初めて購入したのですが、アクを感じなかったので、食用のものだったのかもしれません。
ずいきの保存は、常温で新聞でくるんで保存します。
ただ日持ちがしないので、早めに下処理をしましょう。
茹でたずいきは冷蔵庫で2から3日。
冷凍保存もできるので、すぐに食べきれないときは冷凍しましょう。
ずいきの美味しい食べ方
甘酢、ごま和え、煮びたしなどで美味しくいただけます。
甘酢漬け。色がとってもきれい!歯ごたえシャキシャキです。
三杯酢でも歯ごたえがいいですよ。
まとめ
ずいきと芋がらの違いは、サトイモの茎の生がずいき、干したのが芋がらです。
ずいきの下処理はアクを抜くために酢で茹で、水にさらします。
ずいきの保存方法は、日持ちがしないので早く下処理をして食べきれないときは冷凍保存しましょう。
色と歯ごたえを楽しみながら美味しく食べてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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