最近の冷凍食品自然解凍できるものもありますよね。
お弁当にもとっても便利ですが、なぜ自然解凍でもいいのでしょうか?
そもそも冷凍食品に自然解凍可能なものとそうでないものがあるのはなぜでしょう?
自家製の冷凍食品の自然解凍ってどうなんでしょうか?
冷凍食品の自然解凍についてご紹介します。
冷凍食品が自然解凍できる理由
冷凍食品が自然解凍 できると、お弁当などに入れられてとても便利ですよね。
自然解凍できる冷凍食品が誕生したのは、日本独特のお弁当文化によるものなんですって。
お弁当にあと一品欲しいなと思った時、冷凍食品はとても助かるものです。
その上、加熱しなくて済むなんて楽ですし、保冷剤代わりなんてことも考えられますよね。
そもそも、なぜ冷凍食品が自然解凍できるものでしょうか?
自然解凍できないものとの違いとはどのようなものなのでしょうか?
自然解凍で食べられるようになっている冷凍食品は、
35度で9時間保存した上で、細菌試験や味や 風味などの官能試験を行ってクリアしたものなのです。
お弁当に入れる時は、食品を加熱して最近を殺しますよね。
でも、自然解凍できる冷凍食品は当然加熱しません。
なのでより清潔にして作られていなければいけなくて、例えば、ひじきは外で乾燥させずに、室内で乾燥させたりしているそうです。
味の点でも、 デンプンは4度から0度の温度帯の時に水の分子が離れてしまうので、味が落ちてしまうんです。
自然解凍するとどうしてもその温度帯に長くいることになるので、でんぷんを あまり使わずたん水化物や油などで補っているそうです。
また、青野菜などの植物の細胞は硬いので、マイナスの温度帯では氷の結晶が大きくなり、植物の細胞が壊れやすくなってしまうのです。
解凍した時に細胞からが水が出てしまい、味が悪くなってしまいます。
野菜をそのまま冷凍するだけではだめですが、おひたしなどの加熱調理をすると熱で植物の細胞自体が柔らかくなり、細胞が壊れにくくなります。
また、水分が出てしまうことで味が悪くなることを抑えるために、水分を少し抜いているそうです。
自然解凍可能な冷凍食品は、室温が20°の場合、約2時間から3時間で食べられる状態になります。
お弁当を考えて作られている商品なので、凍ったままお弁当に入れると、お昼にはちょうど食べごろになるように作られています。
自然解凍で食べられる冷凍食品を加熱するとどうなるの?
自然解凍可能な冷凍食品を加熱すると、 揚げ物などはいいと思いますが、 野菜系は向かないと思います。
以前青菜のおひたしをチンして、カラカラになったことがあります。
元々少し水分を抜いて作られているわけですから、 レンジにかけてしまうとより水分が抜けてしまったんですね。
食品会社が考え抜いて作られているものなので、
冷凍食品はパッケージに書いてある通りの調理法で食べるのがよさそうです。
自家製冷凍食品も自然解凍できるの?
お弁当作りを少しでも楽したいので、作り置きの料理を冷凍保存して、自家製の冷凍食品を作られてる方も多いことでしょう、
レンジでチンとを解凍してからお弁当に詰めたり、お料理によっては凍ったまま詰めるかたもいらっしゃるでしょう。
ただ、自家製の冷凍食品に関しては、保健所としては保冷剤代わりに冷凍したまま入れることは勧められないとのことです。
また、大手レシピサイトでも、注意喚起をされています。
とはいえ、自家製冷凍食品のレシピ本が出ているくらいですから、 正直これまでの経験値っていうことなんですかね。
手作りの冷凍食品を保存するときは、 容器を清潔にするということはもちろん、なるべく早めに食べきるということが大切でしょうね。
冷凍焼けを防ぐためには空気に触れさせないことが大切。食材を小分けにして、ジップロックなどでしっかり空気を防ぎましょう。
手作りの冷凍食品は、一度チンしてからお弁当に入れると安心ですね。
まとめ
冷凍食品が自然解凍できる理由は、 安全管理がしっかりした上で作られているからです。
自然解凍可の冷凍食品を加熱すると、 青菜だとはパサパサしてしまうことがありますので、注意しましょう。
自家製冷凍食品は、自然解凍するよりも一度加熱してからお弁当につめることの方をお勧めします。
冷凍焼けをしている場合は、お弁当に入れるのはやめましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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