牛乳と酢でチーズが作ることができます。
私自身は牛乳があまり好きではないので、家族の飲み残しの牛乳の処理に困っていたんです。
あるとき牛乳にお酢をお混ぜるとなんと固まってチーズになるということをしり、さっそく作り始めました。
とっても簡単な作り方なんですけど、私と同じようなそそっかしい人には気を付けたいちょっとしたポイントがあるのでご紹介しますね。
牛乳と酢でチーズを作るレシピ
- 牛乳 1リットル
- 酢 60㏄
- 鍋
- ザル
- 布巾かキッチンペーパー
- おたま
- ザルより小さめなボール
準備するもの
牛乳と酢でチーズの作り方
1.牛乳を鍋で60度くらいに沸かします。
60度というのは、鍋の淵がぷつぷついい出したくらいです。
2.火を消してお酢をいれて優しく混ぜて、しばらくそのままにします。
すると、黄色い水分のようなものと、豆腐のようなもこもこしたものに分離します。
3.ザルに布かキッチンペーパーを敷いて、ザルよりも小さなボールなどをセッティングします。
この時、まだ牛乳は熱いので気を付けてくださいね。
また、一気にザルに入れるとキッチンペーパーが折れて牛乳があふれて大変なことになります(経験談)ので、最初だけでもおたまで少しずつ入れるようにしてください。
ザルに2を入れます。
4・そのまま30分くらい水切りをします。
ザルに残ったのがカッテージチーズ、下のボールに残ったのがホエー(清乳)です。
もし水切りしすぎてパサパサになってしまったら(経験談)、下に残ったホエーを少し入れて混ぜると柔らかくなりますよ。
お酢を使うのが手ごろですが、レモンやカボスの果汁でもOKです。
牛乳1リットルから、チーズが約200グラムできました。
カッテージチーズは匂いが付きやすいので、密閉容器で保存しましょう。
手作りカッテージチーズの保存期間は、2~3日で食べきる方が無難だと思います。
カッテージチーズの使い方
牛乳と酢を使ってカッテージチーズを作ったのはいいけれど、カッテージチーズって料理にどう使えばいいのか、使い方がなかなかわからないものです。
そのままでもいいんですけど、少し塩を入れてよりチーズっぽくしたり、ハーブソルトをかけてもいいですよ。
サラダにカッテージチーズを混ぜたり、トマトの上にのせて食べたりします。
カッテージチーズをラップって円柱状にしてからスライスします。
ちょっともろいので、クラッカーの上にのせて食べるといいですよ。
牛乳で酢が固まるのはなぜ?
牛乳で酢が固まるのはタンパク質の性質に関係しています。
牛乳のたんぱく質は、カゼインとホエーからなっているんですけど、カゼインって水に溶けないんですよね。
酸を加えると酸に含まれる酢酸と牛乳のカゼインの粒子がくっついて酸凝固がおこります。
このかたまりがカッテージチーズです。
まとめ
牛乳と酢を混ぜると簡単にカッテージチーズを作ることができます。
牛乳が残ったときなど、ぜひ試してみてください。
ちょっとした科学実験みたいで楽しいですよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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