福岡は竹林が多く、ということはタケノコをいただくことも多いです。
孟宗竹の後は、はちくになります。
いつも何気なく食べていたのですが、はちくとはなにものなのでしょうか?
破竹と淡竹 どっちがほんと?
はちくを調べていて思ったのですが、破竹と淡竹、漢字が2種類出てくるんですよ。どっちがほんとなんでしょうか?
食べる「はちく」の正しい漢字表記は「淡竹」です。
もうひとつのはちく、破竹は、読んで字のごとく竹を破ることで、「破竹の勢い」という言葉で使われますよね。
「破竹の勢い」とは、竹って最初の一節を割るとあとは一気に割れていってしまいますよね。
そこから、勢いが激しくてとどめがたいことをいいます。
この言葉が有名なので、「はちく」と聞くと「破竹」の文字が浮かんでしまうのでしょうね。
ハチクとマタケの区別のつけ方は?
ハチクとマタケは、孟宗竹のタケノコに比べて、どちらも細い竹です。
ハチクは、皮の色は赤紫色で産毛がありません。
肉質が薄く、エグミ、アクが強くありません。
マダケは皮は黒い斑点があり、産毛はありません。
肉質はやや硬めで、味は良いです。
苦竹とも呼ばれるように収穫後時間が経った物は、アクがく苦味があるのでしっかりあく抜きをしましょう。
黒い斑点がきれいなので包装用に用いられることが多いです。
ハチクとマタケの区別のつけ方は
皮に黒い斑点があるかどうかがポイントです。
ハチクの味と料理方法
ハチクの味は、エグミ、アクが少なくさっぱりとしています。
歯ごたえがシャキシャキしていて、おいしいですよ。
料理方法は一般的なたけのこと同じでかまいません。
私はハチクは油揚げや厚揚げなどと一緒に炊くのが好きです。
細いタケノコって感じで考えればいいと思いますよ。
まとめ
ごちゃごちゃになっている方が多いですが、はちくは、破竹ではなく淡竹と書くのが正しいです。
ハチクとマタケの区別のつけ方は皮に黒い斑点があるかどうかがポイントです。
ハチクはさっぱりとしてて、マダケは収穫後すぐならいいですが、時間が経つとアクがのでしっかりあく抜きをしましょう。
ハチクにしてもマタケにしても、孟宗竹のタケノコと同じように考えて料理するといいですよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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