博多の朝にはかかせなおきゅうとは、
飢饉の時に、多くの人を救った「救人(きゅうと)」から由来がきているのだとか。
どのようなものかご紹介しますね。
おきゅうととは?どんな味?
おきゅうとは、歴史は古く江戸時代から福岡県の博多で食べられてきた海藻加工食品です。
おきゅうとは、別の呼び名でおきうとともいいます。
原料は、「おきゅうと草(エゴノリ)」で、さらして水煮し、薄く流して固めておきゅうとにします。
薄くひろげたおきゅうとを
くるくる巻いてパックに詰められてスーパーなどで売っています。
巻きおきゅうととは別に、羊羹のようなブロックの角おきゅうともあります。
おきゅうとの味は、海藻を固めたものなので、イメージとしてはところてんを少し柔らかく、より海藻を多くしたようなものですね。
味という味はなく、さっぱりとしたもので、のどごしを味わいます。
おきゅうとの栄養と保存方法
おきゅうとの栄養素は、殆んどが水分です。
ミネラルの量は多くないですがバランスよく含まれていて、カロリーも低いので、ダイエットにはいいですね。
おきゅうとの保存方法は、
巻きおきゅうとで冷蔵保存 1週間くらい。
角おきゅうとで冷蔵保存 一ヶ月くらい。
おきゅうとは、食感が変わってしまうので冷凍は向きません。
おきゅうと の食べ方
主に朝食にたべるものなので簡単なレシピです。
巻きおきゅうとの食べ方
1.おきゅうとを短冊状に切る。
2.鰹節やごま、おろし生姜、小口切りのネギなど、お好みの薬味をのせる。
3.醤油、ポン酢をかけて食べる。
角おきゅうと
1.スライスする。
2.醤油や酢味噌をかける。
まとめ
最近では福岡で原料のえごのりが獲れなくなり、
他県から仕入れるようになって値段もじりじり上がってきてますが、
やっぱり見かけると買ってしまうおきゅうと。
つるんとしたのどごしが、やっぱり最高です!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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